6000頭のラクダ大暴れで街を包囲中
■ラクダの群れが大挙
6000頭!すごい数ですね。オーストラリアからのニュース。ノーザンテリトリーのドッカーリバーという町を大量のラクダが包囲しており、住民が家からほとんど出られない状態なのだそうです。
オーストラリア北部では現在かんばつが続いており、水を求めるラクダの群れが大挙して町にやってきたということのようなのですが、ラクダたちは水道管を壊したり滑走路に進入するなど大混乱を引き起こしています。政府はヘリコプターを動員、上空から銃でラクダを駆除し、住民の安全を確保することを約束しました。支援策のための追加支出も検討しているといいます。
駆除の方法はラクダを砂漠へ追いやった後で必要とあらば射殺するというものなのですが、当然自然愛護団体のアニマルズ・オーストラリアではやり方があまりに野蛮だと非難。周囲にバリケードを築いて近づけないようにすべきと主張しています。
■天敵もなく増え続けるラクダ
さて、もともとオーストラリアにラクダは生息していないのですが、1840年代に砂漠を移動するために連れてこられたそうです。ラクダはオーストラリアに天敵がいないためどんどん増え続け、現在ノーザンテリトリーにおいては100万頭以上がいるというのです。彼らが捕食することで緑も減り続けているということで現在非常に頭の痛い問題。予想外に攻撃性も強く、子どもうっかり近づくと非常に危険でもあります。何かいい解決策はないのでしょうか。
ラクダも多すぎると恐ろしいね。
あの長いまつ毛にだまされちゃダメなんだよな。
問題はそこなの?
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
5 Responses so far
11月 28th, 2009
01:21
そもそも「オーストラリアにラクダはいない」というのが「自然の姿」であるなら, 「自然愛護団体」的にはラクダを射殺してもさほど問題ないと思うのだが….
あるいは, もし本気でラクダを保護するつもりがあるなら彼ら自身で保護すればいいのになぁと思ってしまう. 「自分は何もせず, しかし他人が自分の気にいらないことをすることには文句をいう」だけだとしたらある意味最悪なやつらとも言えるよな.
11月 28th, 2009
18:02
>taco様
そうですよね。射殺はよくないかもしれないけれど、増えすぎて環境が破壊されてしまったらラクダ自身も住めなくなってしまう訳ですしね。
難しい問題だよなー、と考えさせられました。
11月 29th, 2009
10:44
うちの庭に一匹引き取ってもいいんですが…。
11月 29th, 2009
10:48
わたしもらくだの長いまつげにうっとりします。笑
11月 29th, 2009
19:57
>penpen様
広いお庭ですね?それにしてもラクダって飼ったらどんな感じなのでしょうか。
これで買い出しに出かけたらすごいインパクトでしょうねえ(笑)是非、お試しを!
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