無名の映画人が26億円ゲット!
■ウルグアイ発のショートムービーが話題に
無名の映画関係者が製作したショートムービーがハリウッドの目にとまり、なんと3000万ドル(約26億円!)の資金提供を受けて本格的に製作に取り組むことになったそうです。まさにアメリカンドリーム?
ちなみにこの映像は約5分。製作者はフェデリコ・アルバレスさん(30)というウルグアイの方で、映像の視覚効果を手がける会社のディレクターだそうです。仕事の合間に作業をしたとかで制作費は500ドルといいますから、4万円ちょっと。低予算の割にはものすごくリアルで迫力のある映像なのです。タイトルは「パニック・アタック」。ウルグアイのモンテビデオという町に突如巨大ロボットの軍団が現れ、町を破壊していくというストーリーで、Youtubeにアップしたところ大評判となりました。
■ハリウッドからの熱烈オファー
そこでこの短編に目を留めたハリウッドの映画会社マンデート・ピクチャーズがアルバレスさんに会いたいと申し出たのです。「非常に魅力的な原作を持っている」という彼にはディレクターのギャラとして100万ドル(約8700万円)と3000万ドルを上限とした映画制作費が提示されました。
さらに彼には新しいアパートや車が提供され、スパイダーマンでおなじみ、サム・ライミ監督とも一緒に作業をするとのことです。すごいですね!さて、その熱烈なラブコールを受けたという短編映画、「パニック・アタック」を観てみましょうか。下から続きをどうぞ!
Ataque de Pánico! (Panic Attack!) 2009
というわけで、ウルグアイといったら南米の小さな国なわけですが、そんなところからひょっこり大作映画が出てきちゃうかもしれないというのがなんか楽しいですね。「空き時間に余暇でこつこつやってたからこそ良いものができたんであって、納期とギャラが出てきて仕事になったら案外普通の映画になっちゃうんじゃないの?」とかそういう邪推は無しの方向で!
<ネタ元:news:lite>
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