名前をコーンスナックに変えた男
■その名は「モンスター・マンチ」
イギリスはロンドンから。スナックの「モンスター・マンチ」という製品を愛してやまない男性が、自分の名前を商品名に改名してしまうというニュースがありました。
写真の男性はもとの名前をクリス・ハント。26歳です。彼は四六時中この「モンスター・マンチ」というスナックを愛し、いつも食べていました。自身の改名を打ち明けたとき、友人はまさか本当にやるとは思わなかったと言ったそうです。
「みんなは僕に”やれるもんならやってみろ”と言ったんだけどね」
とクリスさんはコメント。あ、今はモンスター・マンチさんか。
「誰も本当に僕がやるとは思わなかったようだよ。今は「モンスター」でも「ミスター・マンチ」でもいいから、そう呼んでくれるように要求するよ。」
すごいですねー。写真の彼が持っているのは改名に関する正式書類。そして手前に山盛りになっているのが問題の「モンスター・マンチ」です。
■朝も昼も夜も「モンスター・マンチ」
さて、どれほど彼がその「モンスター・マンチ」を愛しているか、その食生活を追ってみましょう。
まず、朝はピクルドオニオン味のモンスター・マンチ、昼はローストビーフ味のモンスターマンチをサンドイッチで、夜はフレイミンホット・フレーバーのモンスターマンチが夕食だそうです。そのまま食べるだけでは満足できず、最近はモンスターマンチをお米やパスタの料理にうまく混ぜるレシピも考案したとか。ちなみに一番のお気に入りはロースト・ビーフ味。
「以前は1日3袋ロースト・ビーフ味を食べていたんだ。だけど人生には多様性が必要だと思ったんで、ランチやディナーで味を変えることにしたんだ。」
そんな訳でモンスター・マンチを取り入れた料理もいろいろと試行錯誤しているクリスモンスターさん、
「自分で試してみるまでは悪く言わないでよ。誰だって密かにスナックのサンドイッチが好きだったりするんだからね。僕はそれをお昼ご飯にしてるよ」とのこと。
ちなみに今の一番の悩みはスナックと朝食のメニューをうまく合わせることが難しい、ということのようです。
「唯一難しいのは、どうやって普通の朝食に持ってくるかということだね。ミルクをかけてみたことがあるんだけど、すぐにびしゃびしゃになってしまうし、トーストの上では乾きすぎるしね。でも何かしらいいやり方があると思うんだ。たぶん炒め物にしたら良いと思うんだよね。」
■友人のコメント
クリスモンスターさんの友人の一人、ポール・サンダーソンさんはこうコメントしています。
「クリスは昔から少しクレイジーだったよ。だけど、今回はちょっと想像を超えてるよね、いくら彼にしたってね。」
もうクリスとは呼ばないのかという問いに関してはこう答えました。
「ああ、彼をモンスター、と呼ぶつもりだよ。それが今の彼の名前だし、本人もそれを望んでいるからね。クリス・ハントに飽きちゃうよりはこっちの方が面白いんじゃないかと思うよ。」
というわけで、友人はちょっと戸惑いつつも面白がっている、というのが本音のようですね。スナックばかり食べてる割には痩せてるように見えますが、彼は一日に5マイル(約8キロ)のジョギングと、週に3度のジム通いで現在の体型を維持しているそうです。ちょっと見直したね!お菓子を食べても太らないためにはやっぱこんぐらいしないとね。わかった?>俺
関連:催眠術で禁煙→今度はエビスナック中毒に
こちらは催眠術の副作用(?)でスナック中毒になってしまったかわいそうな例。
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
One Response so far
12月 15th, 2009
02:47
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