おめでとう、スパムメール30周年
On Spam’s Birthday, Three Cheers for ‘Delete‘
というわけで、アメリカからのニュース。もうすぐあのうっとうしい迷惑メールこと「スパム」が30回目の誕生日を迎えるそうです。それはおめでとうございます(棒読み)
スパムメールの起源にはいくつかの説があるらしいのですが、とあるリサーチ研究所によると30年前の1978年5月3日、インターネットの前身であるArpanetに初めて迷惑メール広告が届いたのが最初だといわれているそうです。この最初のスパムメールはデジタルイクイップメント社による広告メール。ただしこの会社は現在残っておらず、スパムよりも長生きできなかったようです。コンピューターサイエンスの専門家、ピーター・ニューマン氏はこうコメントしています。
「研究用のネットワークに明らかなコマーシャルを出すことは、ユーザーに対する侮辱だったのです。」
というわけでスパムメールは30歳になったということなのですが、実際にユーザーが迷惑メールやジャンクメールのことを「スパム」と呼ぶようになったのは1994年からで、それ以前にはこの表記は見当たらないようです。ですから「スパム」は今年で15周年という人もいるようですね。
で、もともとの「スパム」とはアメリカのHormel Foodsが販売するランチョンミートの缶詰(写真)です。イギリスのエキセントリックなコメディ番組「モンティ・パイソン」がこの商品名を連呼するネタを行い、それが「うんざりする」という意味で迷惑メールのことをスパムと呼ぶようになったようです。そうなってくるとやはり気になるのが、そのモンティ・パイソンのネタ。以下に内容や動画を紹介しましたので是非ご覧下さいませ。
日本語訳の台詞はこちらですね。
■スパム・スケッチ
で、その映像がこちら。
一度台詞を見とけば、英語わかんなくても十分に笑えます…
なんかDVD欲しくなってきたな。
<ネタ元:washingtonpost.com>
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