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ドンキーコングでハイスコア世界記録!

By ono   2010年3月11日


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■1981年のゲームは今も熱い
 未だに熾烈な争いがあったなんて!というわけで、アメリカからのニュース。任天堂のアーケードゲーム「ドンキーコング」でこの程ハイスコアの世界新記録が出たと話題になっています。その点数は1,061,700点。100満点越えですね。
 偉業を達成したのはハンク・チェンさん35歳。形成外科医を営むという彼は、兄弟で一緒に住んでる家にドンキーコングのアーケード機を所有しているのですが、2月26日にゲームを始め、翌日の早朝にこのスコアを記録。米国のハイスコア記録団体「Twin Galaxies」の厳格な規定(39項目ものチェックリストがあるらしいです)をクリアし、晴れて新たな世界最高記録として認定されたのです。かかった総時間は21時間半とか。お疲れ様でした…

■「20世紀最大のゲーマー」を抑える
 ちなみにドンキーコングにはスティーブとビリーという、世界的に有名なプレイヤーが知られており、ビリーは初めてパックマンのパーフェクトゲームを達成するなど「20世紀最大のゲーマー」と呼ばれています。また、この2人を追ったドキュメンタリー映画「King of Kong」が2007年に公開されているのです。現在までの最高スコアはビリーがスティーブを抜いて105万点を記録していたのですが、突然のダークホースで現れたハンクさんがこの2人を抜き去ってしまうという事態になりました。
 ちなみにアーケード版のドンキーコングは4面クリアすると難易度が上がって繰り返しになり、22周するとバグのためにマリオが死んで終わるらしく、この時点までに何点出せるかが鍵となります。国内版では60万点くらいが限界なのですが、設定が少し違う海外版では100万点が可能なのだそうです。移植されたファミコン版では容量の関係から3面しかありません。残念。こっちだったら今でもWiiのバーチャルコンソールで遊べるんだけどなあ。

■ハンクさんのコメント
 「これは自分の経歴として記録しておきたいし、とても誇りに思っているよ。ひょっとしたら外でサインを求められたりするかもしれないけど、自分の人生が何か変わるとまでは思っていないんだ。」
 ちなみにハンクさんは前述の映画「キング・オブ・コング」を観てこのゲームに目覚めたと語っています。
 「この映画を観て、僕は80年代のクラシックなゲームを今でもプレイする人たちがいるんだと教えられたんです。」
 ゲームのコツに関してはこんなコメントが。
 「ドンキーコングには反射スピードが必要です。戦略もいります。先見的な計画にタイミングも必要になります。全てが求められるんです。それはゲームにおける”美”ですね。」

 管理人もファミコンとゲーセンにはまった世代ですが、アーケードにはすでにドンキーコングは置いてなかったような。ちなみに(今回は”ちなみに”ばっかりですね)パックマンはすでにパーフェクトゲームによる最高スコアが達成されてしまっていて、現在はそこまでのタイムを競うという次元に入っているそうです。昨年の9月に9年ぶりに記録が更新され、そのタイムは3時間41分22秒。たまには懐かしいゲームでも遊んでみようかな。

参考:ドンキーコング(wikipedia)

<ネタ元:NYDailyNews


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