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判事、「お尻にスプレーペンキ」判決で解雇

By ono   2010年3月10日


gi-ls006099_200.jpg■目には目を、スプレーにはスプレーを…
 半ケツだけにとかいうの禁止ですから。メキシコからのニュース。公共施設にいたずら書きした犯人に与えられた罰が権限乱用として裁判官が解雇されるという事件があったそうです。
 今回解雇されたのはサン・ファン・デル・リオの裁判官フェルナンド・ペレス・ウルタドさん。先日13歳の少年が公共施設の壁や民家にスペレーペンキを使用したいたずら書きをした罪で、逮捕されました。少年が出頭を命じられた法廷において、フェルナンドさんは壁の清掃にかかる費用などの罰金を彼の両親に科す代わりに、おかしな罰を言い渡しました。

■スボンを降ろしなさい
 彼は少年にズボンを降ろすよう指示し、自分が犯罪に使ったのと同じスプレーでお尻を塗るよう命じたのです。この判決が問題とされ、フェルナンドさんは「少年に恥をかかせた」として裁判官の職を解雇されてしまいました。更に彼は罰金と3年間の公務禁止を科せられるかもしれないとのことです。市長のグスタボ・ニエト氏は裁判官の解雇を確認したとコメントしています。市長は少年の尊厳を傷つけるのではなく、壁のクリーンアップに必要な経費を罰金として両親に払わせるべきだったとも付け加えました。

 面白判決としてはぜんぜんOKだと思うのだけれど。親が罰金払ったって子どもの反省にはならないもんねえ。周囲の真っ当な反応に逆にフェルナンドさんがびっくりしてたりして。「え?面白いと思ったのに!空気を読み違えたか…」みたいなぼやきがため息とともに聞こえてきそうです…

関連:判決「罰としてバリー・マニロウを聞くこと」

<ネタ元:DailyTelegraph


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