バスが関係ない客を乗せて走り去る
■バスが早く着いたせいで勘違い
わからないもんなんでしょうか。アメリカはニュージャージー州からのニュース。見学旅行の中学生を乗せるはずのバスが、ぜんぜん違うお客を乗せて走っていってしまうという事件がありました。
関係者が報告したところによりますと、リトル・フェリー中学の第7・第8学年の生徒が見学旅行に行くことになりバスをチャーターしていました。彼らは9時の出発でシックス・フラッグス・グレート・アドベンチャーという遊園地に行く予定になっていたのですが、7:45に着いたバスはその場にいた通学の高校生を乗せて走っていってしまいました。今週水曜日の話です。
■不審に思って生徒が電話
バスの運転手は運転手で、そこにいるのが見学旅行に行く予定の生徒だと勘違いしており、生徒も生徒でこのバスはいつもの通学用のバスだと思ってしまったようなのですね。
バスが走り始めてしばらくした頃、あまりにいつものコースと違っていることに不審を抱いた生徒が両親や学校に電話をかけ始め、事の次第が発覚。学校当局では運転手に、生徒の電話に出てもらうよう頼んだのですが、彼は運転中の通話が禁止されているから、という理由で電話を拒否していました。
最終的には彼は間違った客を乗せてしまったことに気づき、学校の方へとすぐに戻ってきたそうです。事件を起こしたバス会社のファースト・スチューデントでは引率の先生や大人がいないにもかかわらず生徒を旅行へと連れて行ってしまったことに対し謝罪をしました。
というわけでお互いが勝手に勘違いした結果このような珍道中になってしまったわけですね。どうせならそのまま遊園地まで行っちゃってから気づいた方が面白かったのに…
注:文中「第7、第8学年」とありますが、これは別に中学校が8学年もあるわけではなく、アメリカでは小学校から高校まで続けて学年を数えるためで、7、8学年は日本で言うところの中学1,2年生にあたります。
<ネタ元:UPI.com>
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5月 21st, 2010
21:56
[…] http://garakuta.oops.jp/wordpress/?p=1972 […]
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