ハトが運んできた謎の遺書、現在調査中
■ハトが持っていた手紙
いったいどんな人生だったのかしら。中国は鄭州からのニュースです。町で拾ったハトが何やら手紙のようなものを持っており、これがどうも遺書らしいと言うことで話題になっています。
先日ヤンさんという男性が鄭州の郊外にある住宅地でハトを拾いました。彼はこう証言しています。
「私たちはそのハトを仕事場に連れて帰り、エサを与えていたんです。そのとき、ハトの足に何か巻物が金色の糸で結ばれているのに気がついたんですね。私は好奇心でその紙を読んでみました。どうもこの紙は遺書のようで、驚いてすぐに連絡をしたんです。」
手紙(遺書)の差出人には「 Shiyazi」と書かれているのですが、これが誰のことなのかは未だに判明していません。内容はガールフレンドに宛てて書かれたもののようで、文章はこうでした。
「僕は君のことを傷つけたりしなかったよ。5年間も一緒にいたんだ。僕がどんな人間か、まだわからないのかい?僕たちの”リトル・グレー”がただのハトで残念だ。彼が言葉を話せたらどんなに良いだろう。そしたら彼は私の無実を証明してくれるというのに。僕にはもう他に術がない。死しか解決方法はないのだろうか?君を愛することはとても大変だね!これが僕の最後の言葉だ。」
■ハトは他人のものだった?
地元のハト飼育グラブのメンバーでは、このハトは恋人同士が手紙をやり取りするのに使っていた、しかし途中でこの近所に着陸して飛行を中断してしまったのだろうと推測しています。また、ハトにはマーキングがされており、「CHN2009-16-058201」という番号はマーさんという人の飼っていたハトだと判明しています。彼は昨年のハトレースで一羽のハトを失ったらしく、それがこのハトではないかとのこと。ただし、誰がこのハトにメモを持たせたのかはまったくわからないと言っています。
というわけで、ハトもShiyaziさんのものではなく、手がかりがつかめない状況です。彼は本当に亡くなってしまったのか、恋人はどこにいるのか、非常に気になるニュースでした。
演出としては良いんだけど、届かないんじゃなー…
今さらふった男から遺書が届いてもショックなだけだし。届かなくてオKなんじゃないの?
ドライすぎるよ!
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
One Response so far
7月 20th, 2010
23:04
[…] http://garakuta.oops.jp/wordpress/?p=2101 […]
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