8月

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昆虫集め大会、虫がまったく見つからず

By ono   2010年8月10日


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■虫が、虫がいません
 企画倒れ…。イギリスはチェシャーからのニュース。公園で昆虫を誘いだして何匹捕まえられるかというコンテストが行われたのですが、誰も、一匹も、捕まえることができないというハプニングがあったそうですよ。
 リンカーンシャーの公園で毎年恒例となっているこの競技、30分でどれだけたくさんの虫を捕まえることができるかを競うもので、今年も何十人もが参加して行われました。…ところが。
 今年に限って、虫が全く見つからないのです。これまでの最高記録は567匹だというのに。

■奇抜な方法で虫をおびき出せ
 参加者によって色々な方法が行われました。よく知られているのは園芸用フォークを地面に突き刺し、手で振動させて虫を地中からおびき寄せる方法。他には、ブブゼラを吹き鳴らして葉っぱを振動させてみたり、スパイクの付いたローラーを転がす人も登場。写真の参加者はタップダンスで地面に振動を与えていたようです。電気マッサージャーを地面に当てるものもいました。ちなみに、ルールとしては水を使うことと、直接地面を掘ることが禁止されています。それ以外はどうやって虫をおびき出しても大丈夫なんです。

■優勝は、「一番熱心だった人」に
 結局、全く虫が出てこないままコンテストの30分が終わってしまい、一人の参加者は「ここには虫がいない気がするよ」とコメント。また、「全くいないね。でも地表よりも下に奴らはいると思うんだ。」という方もいました。
 誰も虫を捕まえれなかったために主催者側は優勝基準を変更、一番熱心だったというチーム・グリーンの方たちに優勝トロフィーが授与されたそうです。イベントの主催者、トニ・フランクさんはこうコメント。
 「最悪の年でさえ、勝者は40匹の虫を捕まえていたのに、信じられません。最高記録は500匹以上なんですよ。今日は一匹の虫も見れませんでした。」

 というわけで、虫を捕まえるという目的が全く果たされないまま、30分ブブゼラを吹きまくる人や必死でタップダンスを踊る人、電気マッサージャーで地面をマッサージする変な人達を観察するという、なんか違った趣旨の面白イベントに。それはそれでちょっと楽しいかも知れませんけど、やっぱり1匹くらいは誘いだしてほしかった。来年に期待です!

<ネタ元:telegraph.co.uk


3 Responses so far

私がここ2年住んでる地域はわざわざ探さなくても虫だらけですよ。昆虫王国です。

>むう様
なんでそんなことまでしないと虫が出てこないの?という感じでしょうか。
管理人の地域も虫が多いです…。特にクモ。

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