怪我人続出「チーズ・ローリング2008」(動画)
Gloucestershire Cheese Rolling 2008 review
今年も行われてしまったイギリスからのニュース。イギリスはイングランド南西部のグロスターシャー州において、恒例イベント「チーズ・ローリング2008」が開催されました。
さて、これは急斜面を転がるチーズをみんなで追いかけ坂を走り抜け、みごとチーズを手にした人が勝つという競技で、場所は州都グロスターのクーパーズ・ヒルで行われました。写真を見てもわかる通り斜度が30度以上あるものすごい急な斜面を駆け下りるため、当然毎年怪我人が続出するという無茶なイベントなわけですが、今年は週末にどしゃ降りの雨だったために地面が泥になり、走りづらさは増したものの泥のおかげで怪我人は少なかったようです。
ちなみに今年の負傷者は19人。30人以上いるという応急手当のボランティアが忙しく介抱していたそうです。第1レースでは19歳のクリストファー・アンダーソンさんが勝利したのですが、もんどりうって頭からゴールに飛び込むはめになり、背中に怪我を負って担架で運ばれていきました。命がけですね。クリストファーさんの友人であるシェーンさんのコメント。
「地面のコンディションはぞっとするほど悪かったね。クリスはほとんど飛んでいたよ。彼は全く恐れ知らずだね。怪我をしていないといいんだけど」とのことです。
女性部門では17歳の学生フロウ・アーリーさんが優勝しました。彼女のコメント。
「来年は男性に挑戦したいわ。」勇ましいね!
というわけで、骨折必死の200メートルの坂を走り下りる(転げ落ちる)レースにはオーストラリアやニュージーランド、日本など様々な国から参加者が集まり、3000人以上の観客がつめかけました。しかしこの無茶な競技、ぜひとも実際に走る(転がる)人たちの様子を見たいですよね。探してみたらYoutubeにありましたのでご紹介。是非チェックを!
なんかもう、見ていると笑いが止まりません。坂の一番下には青いジャンパーのスタッフが選手を止めるためにいる訳ですが、
みなさんも一度参加してみては?無事には帰ってこれないと思いますけどね(笑)
<ネタ元:So Glos.com>
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