9階から飛び降りた男性、ゴミの山に落下してうっかり助かる
■お正月に起きた奇跡
そう簡単には死ねないのよね。というわけでアメリカはニューヨークからのニュース。アパートの9階から飛び降り自殺を図った男性がいたのですが、下にゴミ袋の山があってうっかり助かってしまうという事件がありました。
この男性はギリシャ出身のヴァンゲリス・カパトスさん26歳。パジャマの下だけを履いて、彼が住むアパートの9階の窓から飛び降りました。日曜日の正午過ぎのことです。親類の話によると、ヴァンゲリスさんはアパートの賃料が払えずに追い出されることを悩んでおり、精神科で治療を受けていた、とのことです。
■ゴミ袋が積んであったのにも訳があって
警察関係者はこうコメントしています。
「彼は真下にあったゴミ袋の山に着地しました。彼は生きている理由はこれです。」
ヴァンゲリスさんは積み上げてあったゴミ袋の山に背中から落下し、この時に衝撃でいくつかのゴミ袋が破裂、写真のように中身が外へ飛び散るはめになりました。彼はすぐにペルビュー病院に搬送され治療を受けていますが、大きな怪我などはなく、今は安定した状態にあるようです。
さて、ニューヨークでは正月からこんなゴミの山なのか、というとそうではありません。実は昨年12月26日に猛吹雪が町を襲ったために衛生局では急きょゴミの収集を中止、年が開けた3日に回収を開始することになっていたのです。2重の偶然が彼を救ったのですね。
■叔母「寂しかったんじゃないか」
発見者のジョー・カンターさん(55)はこう言っています。
「彼はまったく動かなかったんだ。だから生きてるとは思わなかった。血も流れていたしね。」
64歳になるという叔母のカタリーナさんは彼について話してくれました。
「あの子の母は4年前にギリシャへ帰ってしまったの。父親も2年前からガンを患って入院しているのよ。誰かに一緒に住んでほしいって言ってたわ。寂しかったんだろうと思うのね。」
年越しの華やかな時期って、一人だとよけい寂しさがつのるのかもしれないね。近い将来、彼に素敵な家族ができますように。
<ネタ元:nydailynews.com>
4 Responses so far
1月 4th, 2011
10:23
不幸中の幸い、、、!
私の住む岩手県北も、正月はスペシャルな豪雪で、
私の実家は31日深夜から3日PM6時まで停電でして、
毎日 50年前の生活をしておりました。電気がナイYO!
超 寒かったYO! 停電 長すぎるYO!
が、不幸中の幸い。正月前に LEDライトを2個購入してまして、
光って こんなにも ありがたいものだったとは、、、、
日中は雪かき、夜はクリスマス状態。 疲れました。トホホ、、
今年も面白ニュース楽しみにしています。
1月 4th, 2011
11:48
>AND様
…そんな大変なお正月を過ごされていたとは…
昨今、電気がないとストーブもつかないんじゃ…?恐ろしい!
大変お疲れさまでございました。
今年もよろしくお願いいたしますね!
1月 9th, 2011
12:30
「ごみに命を救われた」ってなんか不思議ですね。
1月 10th, 2011
08:18
>かずっち様
コメントありがとうございます。
ゴミ袋の山に落ちてって、映画みたいですよね。
おもにゅ!の方もちょくちょく見に行きます!
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