あなたを｢お金の臭いがする男｣に変える香水、新発売です

By ono 　　2011年1月21日

Tweet

■お金の臭いに人は集まる？
　リアルな「お金の臭い」だそうですよ。というわけでアメリカはシカゴからのニュース。お札の香りの香水を開発した人が今話題です。
　さて今回の新製品を製作したのはマイクロソフト社の営業副社長、パトリック・マッカーシーさん。彼は何と一時的に本職を休み、１００万ドルの香りが漂うという香水、「マネー」を開発したのです。ご丁寧に男性用と女性用があります。
　「この香りをつけると、自分に自信が出てくるのを実感しますよ。日本での事例を本で読んでいるときにこのアイデアが浮かびました。その日本の工場では、お金の臭いを作業場所へ送ることで生産性が上がったと書いてあったんです。」とマッカーシーさん。

■協力者を探して
　その後彼はＡＴＭのところへ行った際に、パリッとした新札の臭いがミントのように良い香りで楽しくなった、と語っています。ひとたび決意を固めた彼はまず「マネー」という香水を商標登録することから始めました。そして、臭いをかぎ分ける能力で「ザ・ノーズ」と呼ばれている、ラリー・マリソンという男性を探し出したのです。
　「彼はたった３マイルしか離れていないところに住んでいたことが判明したんです。彼はマイケル・ジョーダンの香りやジョニー・カーソンのための香りを創った経験があり、今回も私に協力してくれることになりました。出来上がった香りがここ２年ほどで流行っていたものと同じだったら嫌なので、彼に過去１０年くらいの人気商品を教えてもらいました。アルマーニの”Acqua di Gio”と、クリニークの”Happy”だそうですよ。」

■ついに香水が完成
　さて、その後実際の”お札の臭い”成分を科学的に分析し、再現した上で香水としてのアレンジを施す作業を行いました。男性用にはローズマリー、女性用にはピンクグレープフルーツなどの香りを混ぜてあるのだとか。
　気になるお値段のほうは男性用・女性用どちらも３５ドル＝約3000円。意外とリーズナブルなお値段ですね。商品説明の「シュレッダーにかけた500ドル分のUSドル札の香り」ならばお安いもんです。500ドルの香りなわけですから。
　お金の臭いがする、というと路上で強盗に襲われたりする確立が上がっちゃうんじゃ…？という懸念もあるようですが、今のところはまだ被害者は出ていません。ご安心を。お金の匂いは人を幸せにしてくれるかしらね？

＜ネタ元：aolnews.com＞