へんてこギーク、東京マラソンに参戦&自作の「iRun」でユースト
■おかしなギークがマラソンを変える?
こういう人、嫌いじゃない(笑)。日本のニュースではありますが、海外でも結構ネタにされているみたいなのでご紹介です。2月27日(日)開催される東京マラソン2011に出場する選手が、自作ガジェット?の「iRun」を使ってネットで中継しながら走る、と宣言しています。
この男性はイギリス人のジョセフ・テイムさん。昨年も東京マラソンに出場し、その際はiPhoneを片手に中継をしていたのですが、今回はご覧の通りの重装備。iPhone4台、胸にはiPadを装着し、実際に走りながらマルチアングルでマラソンの状況をユーストリーム。iPadには彼へのツイッターメッセージが表示されるようになっているのです。なんかもう完全にジオン軍の何かしらみたいになっちゃってますが、インタビューではやはりかなりの重さだと完走への不安もちらり。
で、彼がテレビに出演した際の映像がこちら。
ジョセフ テイムが「iRun」という生中継システムを紹介します
「これはiPadですか?」と聞かれたときの嬉しそうな顔がすごい(笑)。本当にapple製品が大好きなんだね。
■抽選にはずれた人とも体験をシェアしたい
そんなテイムさんはただ単に面白がってやっているだけではなく(それが全てにしか見えませんけど)抽選でしか出れないこの大会に、出場できなかった人たちとも体験を共有したいという思いから「iRun」の計画に至った、とコメントしています。彼のサイト「ザ・マラソンプロジェクト」の解説によると、体に搭載する全てのガジェットは以下の通り(原文ママ)。
可動式のスタンドに載せた4つのiPhone、アンドロイド機、3つのpocket wifi、2つの風車、大気モニター、心拍数モニター、プラスチックドーナッツ(東急ハンズのスタッフからいただきました)、そしてとても重要でハイスピードのネットワークを確保する為の衛星放送アンテナ(鳥用エサ箱を利用)。
この技術によって、2つのカメラで撮影しながら(顔に向けたカメラ、前を向いたカメラ)、ライブでロケーション、走行ペース、心拍数等のデータをもう一つのiPhoneの Runkeeper を通して発信しつつ、気温、COx、湿度、騒音レベルを www.ecomobilecitizen.com によって開発されたアンドロイドのアプリケーションを通して配信します。しかも見た目はカッコいいまま!
「しかも見た目はカッコいいまま!」…なのか?は置いといて、とにかくマラソンモニターとしては隙のない充実っぷりがすさまじいです。ちなみに頭の風車は発電機だという話も…。
そんなわけで27日の午前8時から午後3時まで、彼の中継から目が離せません。
<ネタ元:テイムさんHP「ザ・マラソンプロジェクト」>
One Response so far
2月 26th, 2011
07:02
[…] 『 がらくたGallery 』で記事を読む […]
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