さすが中国?スチュワーデスがクンフーの特訓in香港
■機内の警備はお任せ?
やっぱり中国はこうでなくっちゃ。というわけで香港からのニュース。スチュワーデスが機内での護身のために拳法を学んでいると話題になっています。
彼女たちが練習しているのは近接格闘技のウインチュン(Wing Chun)/詠春拳と呼ばれるもので、かのブルース・リーが学んだ拳法としても有名です。今回の訓練を担当したインストラクターSifu Lu Heng氏はこうコメントしました。
「護身術を学ぶのは、自分自身の安全のためであると同時に、乗客の安全を守るためでもあります。このクンフーは飛行機の機内などのような、非常に近い距離での戦闘で威力を発揮するのです。」
■意外と楽しいかも
訓練に参加した新人のスチュワーデス、タンさん(22)はこんな感想を話してくれました。
「最初に聞いたときはとてもびっくりしました。でも、2,3回のレッスンを受けるとウィンチュンがとても好きになりましたよ。」
クンフーの訓練は意外なところで効果を発揮したようで、同社のコミュニケーション・マネージャー、チャンさんはこんなエピソードを紹介してくれています。
■早速訓練の効果が
「2週間前の北京へのフライトの中でした。乗客のお一人が体調を崩されたのです。たぶん彼は酔っ払っていて具合が悪くなったのだと思われ、乗務員はお客様の手当をいたしました。彼はとても体重が重かったのですが、どうにか対処できたのは今回の訓練で筋力がついてたのが役に立ったと思いますよ。」
そんなわけで、本来の目的は自分の護身だったりするのでしょうけど、スチュワーデスがクンフーの達人だなんてことになったら、テロ対策にも効果あるかも?旅客機を乗っ取ろうとするハイジャック犯対スチュワーデスの格闘対決…なんて映画みたいでいいじゃないですか。戦う女性は格好いいよね!
<ネタ元:Metro.co.uk>
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