感染症対策研究所が真面目にゾンビ対策を発表している…だと…?
■ゾンビの話題でアクセス急激アップ
ま、備えあればなんとやらってね。というわけで、アメリカはアトランタからのニュース。アメリカで感染症対策の研究所がHPにおいて「ゾンビに襲われそうな場合」の対処法を真面目に発表しており話題になっております。
今回の報告を発表したのはCDC(Centers for Disease Control and Prevention)という施設で、国立疾病対策センターと呼ばれる公的機関です。半分冗談ではあるのでしょうけど、こうしたきちんとした施設がゾンビを話題に挙げているというのが面白いですね。
CDCのスポークスマン、デイブ氏によると、公衆衛生局長官アシスタントのアリ・カーン氏が公式HPのブログでゾンビのことを書いたら突然アクセス数が増加した(普段の約十倍に跳ね上がったそうです)のに気を良くし、今回の発表となったようです。
■避難経路を確保せよ!
ゾンビの襲撃に対する注意を喚起するというこのページによると、「まずは確実な避難経路を計画して下さい。ゾンビ達が空腹であるとき、彼らは食物(つまりあなたの頭です)を得るまで立ち止まることはありません。ゾンビ達に襲わせるチャンスを与えないよう、どこへ逃げるべきか、そしてそこへの複数のルートを考える必要があります。」だそうですよ。
■背後にあるのは真面目な対策
CDCのデイブ氏曰く、こうした話題を盛り込むことで、本当に重要なことにも目を通してくれることを当局では期待しているそうです。
「公衆衛生だとか災害への備えと言った話題は一般の人にとって対して面白い物ではありません。でも、ことゾンビについてとなれば話は別でしょう?」だそうです。「街がゾンビに襲われた場合の対処」はイコール災害時の非難方法にも直結しており、ゾンビというキャッチーな話題を使うことで災害対策について目を向けてもらおう、という考え方なのですね。
そんなわけで、CDCが発表したゾンビ災害対策のページがこちら。街から抜け出すための避難路の話や、最低2日分の非常要災害セットの準備についてなどがていねいに説明されています。また、対策の内容自体は非常に真面目な物で、前述のように実際の他の災害(地震やハリケーンなど)にも対応できるようになっているのが狙いですねー。
ゾンビ対策ねえ…子供だましだなあ…
キシャーっ食わせろ…うおおおおぉぉぉぉ!
うおっゾ、ゾンビか?やばい!
食わせろ…むにゃむにゃ…
寝言かよ!
<ネタ元:chicagotribune.com>
3 Responses so far
5月 21st, 2011
23:38
「ゾンビが襲ってきている最中」に逃げるのはいいと思うけど, ハリケーンがいる最中に外に出るのは止めた方がいいんじゃなかろうか.
なぜか「ゾンビ象さん」って歌を思い出した.
5月 22nd, 2011
13:18
例のページ読みましたが、カジュアルな文体で、カジュアルな内容を取り込みつつ、本当に言いたいことをそれとなく理解させようという感じですね。これを書いた人は頭がいいんだと思います。
“Think outside the box”のいい例ではないでしょうか。
5月 23rd, 2011
10:39
〉taco様
ハリケーンのときは確かに外に逃げちゃ危ないかもですね!
家の倒壊もおっかないですけどね…
〉Noruwe-usagi様
ふざけているようでちゃんとしている、というのはさすがですよね。
まさに”とらわれない発想”ですなー
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