脱走したワンコ、うっかりハーフマラソンに参加して寄付金を集める
■何か楽しそうだったので
いいなこの犬。というわけでアメリカからのニュース。タイトルの通りなのですが、自宅から脱走した犬がいつの間にかハーフマラソンに参加していた、という出来事があったそうです。
この犬の名前はドーザー。先日メリーランド州のハワード郡でハーフマラソンが行われました。ところがこれに意図せぬ参加者が合流することに。それが前述のドーザーだったわけです。たまたま自宅前をマラソンランナーが通ったのを見てついつい参加したくなったのだろうと思われます。ドーザーの姿はコース上の何カ所かで確認されており、最後には他のランナーと一緒にゴールしております。タイムは2時間14分でした。
こちらがゴール時の様子です。
会場ではこの犬が何者なのかは謎でした。レース後ドーザーはいそいそと自宅へ帰っていったわけですが、飼主がマラソンに出ていた犬の噂を聞き、主催者に連絡をしたことで犬の身元がわかったということのようです。主催者は後日完走者に渡されるメダルを持ってドーザーの自宅を訪問。晴れて出場者(犬?)として認められました。
こちらはその時の映像。
■せっかくなので寄付金を募ろう
ちなみにこのマラソン大会はチャリティ事業として行われたのですが、これを受けて飼主はドーザーのためにガンセンターを応援する寄付金サイトを立ち上げました。ドーザーは話題を呼び、既に1万3000ドル(約105万円)以上が集まってきているそうです。お金は最終的にメリーランド州にあるグリーンバウム・ガンセンターに寄付されるとのこと。
そういえば実家のラブも以前、家の前を走っていったジョギングの人に勝手についていってしまったことがあります。いいだけ走った後でやつは家へ帰れなくなって困っていたらしいのですが、ランナーの方が(この犬あそこの家のじゃないだろうか)と機転を利かせて連れてきてくれたのでした。たまに脱走するたびに家に帰れなくなる困った犬なんです。まったく、少しはドーザー君を見習って欲しいよ…
<ネタ元:asylum.co.uk>
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