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墓標の火でバーベキューしていた女性、懲役決定?ウクライナ

By ono   2011年6月27日



■戦没者への冒涜?
 聖なる炎でバーベキューをやった罰当たりな方達が捕まっております。ウクライナはキエフからのニュース。
 キエフには戦没者の慰霊のために「永遠の炎」という火が常時灯されているのですが、この火を使って調理をしちゃった女性たちがいたのです。この様子をビデオに撮ってYoutubeに配信したところ、けしからんとなったわけですね。映像を撮影したのはTVレポーターのエレナ(Elena Bilozerskaya)さん。Youtubeの方は見つからなかったのですが、ソース記事の写真は上図のような感じで、「永遠の炎」を使ってソーセージを焼いたり目玉焼きを作ったりしているようです。
 ウクライナ当局はこの映像に激怒、首謀者であるアンナさんを探し出して逮捕し、拘留してしまいました。事件が起きたのは昨年の暮れのことですが、彼女は現在も拘留されており、最長で5年の懲役刑が科されるかもしれないと報道しています。

■そんなものより貧しい人への配慮を
 撮影をしたエレナさんによると、彼女たちは単に面白半分にソーセージを焼いたわけではなく、仕事がなくてストリートに住んでいるというアンナさんが自分たちの窮状を訴えるために行ったものだと主張しています。
 「このように、朝食を作る余裕さえ持つことさえできない人達がいるのだから、墓標を守るためのお金はこうした人達にこそ使われるべきだと思うんです。」
 現在アンナさんは既に裁判にかけられており、共犯者を明らかにする取り調べを受けているそうです。これに関し警察では以下のようにコメント。
 「犯罪条例297条により、墓標の冒涜は犯罪とみなされます。我々は現在、他の助成の顔を特定するため、ビデオを調査中です。」
 というわけで、別に墓標そのものを傷つけたりしたわけではないのだから、厳重注意で済ませればいいのにという気もいたしますが、こちらのサイトを見ると「永遠の炎」は他国にあり、どこも警備がきちんとしている様子。この辺はお国柄なのでしょうか。個人的にはこういう悪乗りは大好きなんだけどな…

<ネタ元:orange.co.uk


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