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本当にある5つのヘンテコな保険

By ono   2011年7月25日


 「もしこんな災害に見舞われたら」、「もし大事な○○がダメになってしまったら」人は様々な理由で、自分や大事なものに保険をかけて守ろうとするわけですが、先日asylum.co.ukで世界で最もおかしな保険ベスト5が掲載されていたのでご紹介。どれもくだらなくて素敵です。

1)エイリアン誘拐保険
 あーあー、危ないですよね、もしもエイリアンなんかに誘拐されたら!というわけで、こちらは英国の保険会社が提供しているもの。エイリアンに誘拐され何らかの被害を被った際にその額が補償されるというものです。ちなみにこの保険に入っているのはほとんどの人がカリフォルニアの住人だとか。ネバダ州(エリア51がある州です)とかじゃないのね。
 この保険会社の常務、サイモン・パージェス氏は、保険そのものはジョークのようなものだと公言しています。そして、「もちろん、エイリアンにさらわれたかどうかという立証は請求者の責任ですから。」と付け加えています。

2)タイ暴動保険
 というわけで、こちらはタイ。タイ政府が提供しているもので、政治不安が続くタイ国内において、暴動などで外国人の旅行者が死亡、障害、および旅行遅延などの損害を受けた場合、1日あたり100USドルが補償されるというもの。数が減ってきているという国外からの観光客を安心させようというタイのPR的側面の強いものとなっているようです。

3)タカアシガニ保険

 カニと言えば日本では美味しいものと誰もが思っているわけですが、海外ではどうも違うようです。写真はタカアシガニというカニの中でも巨大な種ですが、イギリスのバーミンガム・シーライフ・アクアリウムではこのタカアシガニを捕獲・展示する際にゴジラにリスペクトしたのか「Crabzilla:クラブジラ」と命名。自分であおっておきながら、来館者が不安がっては困るからと、このカニから人間が傷害(死を含む)を受けた場合のために130万ポンド(約1億6千万円!)の保険をかけました。水族館当局では
 「彼は本来攻撃的ではありません。心配する何物もないのですけど」とコメント。カニに襲われるのを心配するなんて笑っちゃいますが、こうでもしないと怖がる人がいるからってことなんでしょうね。

4)有名人の胸毛保険

 ギャランドゥとか言ったりするあれでしょうか。海外においては「格好良い」の一つのファクターだったりするようです。日本だと微妙ですけど。で、そんな大切な胸毛に保険をかける人もいるようで。以前トム・ジョーンズ(写真)が自身の胸毛に何かあっては困るので保険をかけたいと世界的な保険会社ロイズに相談した、というニュースがありました。トム・ジョーンズは「恋はメキ・メキ」などで日本でもおなじみですね。ただし、この相談してきた人物がトム・ジョーンズかどうかについてはあやふやな部分もあり、「とあるセレブ」と言われています。

5)汚れのなさ保険
 なんでしょうこれ。私の「汚れのなさ」が汚されてしまったら(何か矛盾してるな)困るので保険をかけるわ!ということなんでしょう。これも英国の保険会社が引き受けたもので、スコットランドに住む3人の女性のヴァージニリティ(処女性・純潔性)に高価な保険がかけられました。「処女でいることに保険をかける」ということですね。聖書においては聖母マリアが処女懐胎したりしているので、誰でも妊娠してしまう恐れがあるから油断できない、みたいな考えがあったみたいです。彼女らは年間120ポンドを掛け金として支払い、有事の際には125万ポンド(約1億6千万円)を受け取ることになっていました。

 まあ、いろんなくだらない保険があって楽しいですね。そういえば日本にも、自分のおっぱいに1億5千万円の保険をかけているタレントがいました。確か元CCガールズの山田さん。それだけ大事なものなんだという決意表明でもあるのでしょうけど。みんなが保険をかけてまで守りたい大事なものは何かな?結構人間性が問われるから回答には要注意ですよ!

<ネタ元:asylum.co.uk


2 Responses so far

「エイリアン誘拐保険」ってことは, 外国人に誘拐されたときにも保険金が下りるんだろうか?

>taco様
確かに、外国人だってエイリアンですもんね。
地球外とは限らないわけですが…
エイリアン・アブダクションというと一般的には宇宙人を指すみたいです。

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