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使用中のトイレが突然爆発、原因は…?

By ono   2011年9月28日



■あなたのトイレは大丈夫?
 おちおちトイレで新聞も読めやしないですね。アメリカはワシントンD.C.からのニュース。便座に座っている際にトイレが突然大爆発し、従業員の女性が怪我を負うという事件が発生しています。
 事件が起きたのは連邦政府一般調達局(GSA)のビル。事件直後、施設内には以下のようなメモが伝達されたそうです。

全てのトイレで水を流さないでください。また、水道水も使わないでください。機械の故障により、とても高い圧力が水道管の内部にかかっており、それによってトイレの破損を引き起こしました。エンジニアリングスタッフが現在、問題の解決に全力をあげています。トイレの破損により使用者が怪我をしています。事態が改善されれば、すぐに案内をします。

 だ、そうです。なんだか冗談のようですが、誰かのいたずらというわけではないもようです。都市部における水道は長い距離を進むため、必然的に高い圧力がかかっています。そのため、各施設には減圧弁が設置されているわけですが、これが故障すると前述のような事故になり得るのだとか。
 「供給ポンプに近い場所にいるほど、より高い圧力がかかるのですね。」と配管担当者はコメントしました。今回の原因が確定したわけではありませんが、メタンガスが発火したなどの現象は考えづらいそうです。また、彼自身、こういう爆発するトイレを見たことはない、ともコメントしています。
 事件が起きたGSAから正式なコメントは出されていませんが、被害にあった女性は幸いにも重症ではない、とのことです。

■意外と多いトイレ爆発事件
 古いくみ取り式のトイレや仮設トイレなどでは排泄物からメタンガスが発生し、うっかりトイレでタバコを吸ったら引火して爆発なんてニュースが以前は結構ありましたが、最近は完全に下水道が完備しているから問題ないよね…と思いきや今回の事故が。また、他にも偶然トイレに地下の天然ガスが流れ込みタバコに火をつけたらやっぱり爆発みたいな事故もあるようです。こことかこことかね。
 トイレが実は危険な場所だということは管理人も肝に命じましたよ。これからはドアは開けたまま用を足したいと思います。

<ネタ元:huffingtonpost.com


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