何の間違いか、古い墓石が壁の石材に使われているのが見つかる
■あれっ、これ墓石じゃない?
バラバラにされた墓石が石材として壁に使われるという出来事がありました。当然市民は激怒です。
事件があったのはイギリス、ハダーズフィールド近郊のネザートン市。市が建設した長さ15メートルほどの石壁に、何やらメッセージが刻まれているのを町の人が発見したのです。それは、
最愛の人…亡くなって…(「…」の部分は字が消えている)
文は一般的な墓碑銘の一部分だったわけです。発見者の地元住民のロブ・キャンベルさん(37)はこうコメントしています。
「最初は信じられなかったよ。人の感情を思い切り無視している。ここは近くにバス停もあるし、通る人も多いエリアなんだ。お年寄りだってたくさんいる。」
ロブさんは、これを見た人は皆”こんなの間違ってる”と不満を言う、と述べています。そして、
「そして、このネザートンのどこかには、墓石を無くした家族がいると言うことです。そんなのひど過ぎる。」
この件について、市当局では謝罪をしました。広報ではこのようにコメント。
「この石材は地元の業者から納入したものです。壁を建設した際には字が掘られていることに気が付きませんでした。お詫びします。また、現在はもう撤去いたしました。」
で、問題の石がこちらの写真です。
うん、確かに墓碑銘みたいのが彫られているのがわかります。それにしてもこの墓石、どういう経路で石材になったのでしょうね?お墓を作り直した際にいらなくなった古い石が出回った…と考えるのが自然な気もいたします。使わなくなった石だとしても故人に関わるものが壁の資材になってたら家族はちょっとショックです。裏返しにしときゃ良かったのにってそういう問題じゃない?
<ネタ元:dailymail.co.uk>
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