まるでモーゼ?一瞬ぎょっとする、不思議な橋がオランダに登場
■堀が割れるのよ
あれっ?なんだろこれ!?一瞬何が起こっているのかわからない不思議な橋。オランダからのニュースです。ちまたでは「モーゼ・スタイルの橋」と話題だとか…。
先日オランダで新しく建設されたこの橋、水面の上ではなく”下”を通るというエキセントリックな作りになっております。施工したのはRO&ADアーキテクト社。同社のスポークスマンはこの建築に関してこうコメントしています。
「景観的に、古代の要塞に敷かれた堀の上に橋を通すのはあまりにも不似合いだと思いました。それで、”見えない橋”を建設することにしたのです。」
喫水線はこんなギリギリまで来ているのですね。本当に海が割れているかのようです(いや堀だけどさ)
■進水対策はばっちり
ちなみに、この辺り一帯はフランスとスペインからの侵攻を防ぐため、17世紀に要塞が建設されていました。それがこのルーバル要塞。要塞は役目を終えた後19世紀に廃棄されました。現在は東側の堀と一部分が姿を残すのみですが、以前から堀を渡る橋が必要とされていたのです。
ちなみに上から見るとこんな感じ。
じっと見つめていると不思議な気持ちになります。
こんなのすぐ水が進水してきちゃうじゃないかと思ったりするわけですが、ここはそもそも川ではなく人口の堀で、排水設備もきちんとしていることから水が入り込むことはまず無いそうです。木材も特殊なコーティングをしてあるらしく、腐る心配も無し。すばらしい。日本にもこんな橋できないかな。
この橋、木じゃなくてガラス張りだったらすごく素敵なんじゃない?
川じゃなくて堀だからね。泥だらけで水も濁ってるし…
わかったよ!わかったよ!
<ネタ元:metro.co.uk>
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