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小学校の目の前にあるギャラリーで裸体女性のアート、保護者や先生は「猥褻よ!」さて…

By ono   2012年3月15日



■線引きはどこなのか
 ポルノならダメで、アートならいいの?難しい問題ですよね。というわけでアメリカはニューヨーク、マンハッタンからのニュース。小学校の目の前にあるアートギャラリーで、裸の女性の絵が展示されていることに保護者が怒り、ちょっとした論争になっているのです。
 マンハッタンの南、イーストローワーサイドに小学校があります。通りを挟んだ目の前にはオーチャード・ウィンドウズ・ギャラリーというアート・ギャラリーが位置しているのですが、ここが小学生の親達によって危惧されているのです。前述のようにギャラリー内に「猥褻な」作品が展示されており、前を通る子供達に見えてしまう、というのですね。一年生の子供を持つイボンヌ・ツングさんはこうコメントしています。
 「学校の周りにあんなものがあるなんて。とても猥褻です。こんなものがあってはいけないのです。芸術は自己を表現する場所でやるべきであって、それは学校のそばではありません。娘がこんな写真を見たらと思うと、私はとても動揺しています。」

■これはポルノなどではない
 ギャラリーのオーナーであるディーノ・エリ氏は、問題となっている作品、リー・ジェファール氏の「スクウィール・スープ」というアート作品について”これは卑猥ではない”と述べています。
 「私たちはボルノなどを扱ってはいません。これは乳房です。すべての女性が持っている、ね。」 
 エリ氏は学校当局に出向いて話し合いを持ちましたが、妥協点は見いだせませんでした。この問題は現在も解決していないようです。
 で、今回問題となった「スクウィール・スープ」という作品、調べてみたらありました。こちらです。


 leajeffire.comより

 えっ…うーん。確かに女性の裸体を扱っているけれど、なんていうかわいせつな感じがしないなー。セクシーさがかけらも無いからかしら。
 対子供で考えると、ポルノorアートっていう線引きは非常に難しいよね。例えば”性行為を感じさせるものはNG”みたいなとらえかたじゃ今回の作品だってOKになっちゃう。見た感じお風呂だもん。みなさんはどう感じるかしら…?

<ネタ元:nypost.com


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