4月

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「雨だったんで」新入社員7人が一人も出社してこなかった会社

By ono   2012年4月30日



■「雨が強かったから」って…
 イギリスにも「いまどきの若いやつ問題」みたいのはあるみたいですね。新人を雇ったら、全員が2日目には来なかったという会社が話題になっております。
 さて、カール・クーパーさん(26)は仰天しました。彼はケントのハーズデンで車関係のマーケティング会社「カー・スマート」を経営しています。先日、事業を拡大するため、オフィス・スペースを増設し7人の新人を雇いました。しかし、彼らは仕事の初日から、誰もやってこなかったのです。驚いたカールさんは7人にいちいち電話で連絡を取りました。話ができたのはそのうち4人だけ。仕事に来なかった理由は「雨が強かったので。」

■あまりにもやる気がないんじゃないだろうか
 さらに聞くと、彼らはもっと給料の良い職場を探すことに決めたといい、仕事に行くのに5ポンドを払いたくなかったというのです。あまりにびっくりしたカールさんは取材に対してこうコメントしました。
 「たった一日でそんな態度をとるなんて、信じられませんよ。本当に問題なのは、意志が強く、やる気のある人間がまったくいなかったということです。給与体系は高待遇な方でした。それなのに、彼らは雨の日に家から出たくない、という理由で仕事を放り投げたのです。働くことなんかよりも失業手当で楽をしたいという人間なんですよ。」
 ちなみに、カールさんが提示していた給与は週給で300ポンドから400ポンド。約4万円から5万円です。月給換算すると16万円から20万と新人としては悪くない数字。けして安過ぎることはない金額です。英国の失業率は現在非常に高く、8.4%と12年ぶりの悪さだったのが最近少しだけ改善されたといいます。そうした状況が2012年に入ってから少しだけ改善されたそうなのですが、それにしても困ったお話。

 誰も来ないオフィスの席を前に愕然としているカールさん。いまどきの若者って…と悩まずにはいられません。先日もクリス・グレイリング雇用相が最近の若者の状況を懸念しこんなコメントを出しています。
 「英国生まれの若者たちは覇気がなく、諸外国から押し寄せる、やる気満々の労働者たちに職を奪われ続けている」とのこと。
 イギリスの最近の若者は温室育ち、という意見もあり、どうにもこの傾向は歯止めがきかないようです。頑張れ若者!

<ネタ元:The SUN


4 Responses so far

どこの南の島だよ.

イギリスと並ぶほど毎日雨ふりのベルゲン出身の恋人は、梅雨でも文句ひとつ言わず、むしろ花粉が飛ばなくて良いだなんて。
確かにイギリス人ってお上品なイメージがありますね。恋人から言わせてもらうとイギリス人、フランス人等は「なよいイメージ」だそうです。

>taco様
ね。雨が降ったらお休みだ…♪

>Noruwe-usagi様
恋人がノルウェーの方なんですね。なんだか素敵。
イギリスって雨が多い地域のはずなのにね。
それにしてもノルウェーから見たら「なよいイメージ」
に吹きましたwww
お国がらって面白い!

老けた26歳…ていうか自分も若者じゃん

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