4月

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【これもアート】ボール紙の事故車が街に出現、なんだか不思議です

By ono   2012年4月28日



■紙の車が派手に事故ってる
 うーん、なんだか不思議な光景ですね。チリはサンチアゴからのニュース。ある日突然街に現れたボール紙の車がシュールで話題です。
 制作したのはアーティストのドン・ルーチョさん23歳。材料は道端で見つけたリサイクルの材料から、なんだそうです。彼は協力してくれる人達と一緒に制作した車を街へ運び、停止のサインに激突させました。
 さて、気になるのはこのアートが意味する所。ルーチョさんはこんな風に語っています。
 「僕は都市の中央通りに紙の車で事故を出現させました。人々に、”実際には起きなかった事故に出くわし”て欲しかったんです。」
 実際には起きなかった事故に出くわす、ですか。シュールだなー…。そして、こうもコメントしていますね。
 「人々がその場面に出会ったときに感じる混乱は、”何が本物なのか”、そして”それらに大してどんな影響があるのか”といった疑問を感じることでしょう。」
 んー、ハプニング芸術とかインスタレーションといった類いのもの、という捉え方でオKなのかな?さて今回のアート、実は同時にもう一つの展示が行われていました。車と同様に事故がテーマなのですが、こちらがその写真。

 うん、飛行機が墜落してるね。インパクトだけならこっちの方が大きいかな!それから、先ほどの車については、ストップモーションのアニメもありました。

 効果音も合っていて面白いですね!アートには詳しくないから偉そうなことは言えないんですけど、紙に書いたデッサンみたいな車が実物大、しかも街の中で事故ってる景色を見たら、自分が今見ているのが現実なのか絵なのか一瞬見失ってクラクラする、的な感じがコンセプトにはあるのかなあ。現実と非現実の境目というか。なんだかんだ言ってこのテイストが好きだ。

<ネタ元:orange.co.uk


2 Responses so far

旧東ドイツのダンボールでできた車、トラバント?を思い出します。その昔、東ドイツの路上ではこんなハプニングアートが繰り広げられていたのでしょうかね?

>むう様
トラバント!走る公害といわれたあの車ですね。形そのものはなんだか可愛らしくて
好きだったなあ。

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