5月

10

【スープが冷たいなんて】妻の料理にキレて家出した男性、森で遭難し死にかける

By ono   2012年5月10日



■スープが冷たいなんてどういうことだ
 せっかく作ってくれた食事だもの、文句言っちゃいけないよね…。というわけでロシアのニュース。タイトルの通り、妻の料理が不満で家を飛び出してしまった男性が遭難です。なんとか助かったみたいだけどね!
 さてこの男性はユーリさんことYuri Ticuicさん(69)。ロシアのアルタイ地方に住んでいます。彼は先日、妻の作ってくれたスープが冷たいことに腹を立て、口論になりました。お互いの意見は全くかみ合わず、しまいにキレたユーリさんは家を飛び出してしまいます。しかし、怒りに任せて家の外に広がる森を歩き回っているうち、彼は大事なことに気が付きました。

■俺って迷子なんじゃ…
 「しまった。ここがどこだかわからない。」
 さあ困ったユーリさん。ロシアの屋外はまだとても寒いのです。それなのに家がどっちだか全くわかりません。後に助かった彼はその時のことをこうコメントしています。
 「歩きに歩いて2、3時間経った頃には自分がどこにいてどうやって家へ帰れば良いのか全くわからなくなっていました。死ぬんじゃないかと思ったんです。だって外の気温は氷点下なんです。とても衰弱していましたよ。」
 結局彼は広大な森の中を数週間も放浪するはめになり、死の淵をさまよい歩いたのでした。しかし、偶然にも捜索願いを聞いていた農場の人間によって見つけてもらうことができました。その頃には手足が凍傷にかかり、本当にもう少しで死ぬ所だったようです。
 「ある日、人の声が聞こえてきて、歩いていくと農夫に出会ったんだ。彼らはすぐに警察に電話をしてくれて、病院に連れて行ってくれたよ。」

■生きてたなんて運が良いよあんた
 一時とは言え怒りに任せて家出をした自分を悔いて、彼はこう反省しています。
 「私は今回のことで大事なことを学びました。たとえどんなことがあろうとも、奥さんの料理を批判したりしちゃいけないってね。どんなにまずい料理だって、干し草よりはよっぽどいいよ。」
 彼を治療した医者は、ユーリさんが生きていたのはとても運がいい、しかし凍傷がひどいので場合によっては足を切断しなければならないかもしれないと心配しています。
 とにもかくにも、命に別状がなくて本当に良かった。彼ももう2度と妻の手料理に文句は言わないでしょうね。記事中に奥様のコメントが出ていないのが気になりますが、雨降って地固まる的に仲直りしてくれることを切に願います。つーかね、ご飯作ってくれるだけでも感謝しないと。味なんて二の次さ!!…って言いたい所なんですが、2ちゃんの「嫁のメシがまずい」スレとかを読んでいると、あまりのむごさに「とりあえず感謝しなよ」とか気軽に言えなくなりそうです。

参考:「嫁のメシがまずい」まとめ

<ネタ元:metro.co.uk


Leave a comment


QLOOKアクセス解析