3月

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「磁気少年」手を触れずにパソコンを破壊

By ono   2008年3月12日


‘Magnetic Boy’ keeps crashing computers

20080312-2.jpg きっと進化した人類だと思います。アメリカからのニュース。少年が手を触れずに周囲のパソコンを壊しまくってしまい困っているそうです。
 この少年はニューヨーク州に住むジョセフ・ファルシターノ君。彼が原因で学校のパソコンが次々に動かなくなり、彼は「マグニート・マン」と呼ばれるようになってしまったそうです。マグニートと言うとあれですね、X-menの。
 彼が近づいただけでパソコン等の電子機器に影響を及ぼしてしまい、動作がおかしくなるため、専門家も原因が分からず困惑していますが、彼が持つ静電気の量が普通ではないのではと考えているようです。現在、学校でITの授業を続けるために、ジョセフ君は腕に静電気防止のストラップをつけ、彼の下にパッドをしくことでなんとかパソコンが動作しているようです。
 ことの起こりは彼が5年生のとき。学校での授賞式の際、スライドショーを上映したのですが、突然画面がゆがみ音が割れるという出来事がありました。スライドショーを写す機械の間近に座っていたジョセフ君を先生が移動させて遠ざけたところ、機械は正常に戻ったのです。学校側も彼の能力の件で自宅にメールを送ったところ、家でも似たようなことがあったことがわかりました。家で遊んでいたX-boxが遊ぼうとするといつもフリーズするのだそうで、結局彼の家ではX-box360にアップグレードしたところ、問題が解決したそうです。ただし、近づくとやはりフリーズするため、彼はゲーム機から離れ、部屋の反対側に座らなければならないとか。
 その後、電気化学の専門家でElectrostatic Answersという会社を立ち上げているケリー氏がジョセフ君を調査したのですが、結局原因を特定することはできず、彼の能力は「ミステリー」のままであると認めてしまいました。

…というのがMetro.co.ukの記事ですが、ScienCentralNewsでは後日談も紹介されています。これによると、彼の使用するパソコンを地面にしっかり固定すると動作が安定したこと、その後新しい校舎が建てられて生徒が移動したあとではジョセフ君は特にパソコンを壊すこともなく、ストラップも不要になったこと、今では彼を「マグニート・マン」と呼ぶものはいないこと、等が報じられていました。だたし、原因については未だ不明。
 管理人も結構帯電体質なので、冬等の乾燥時期は要注意ですね。ドアノブにさわろうとしたら指先から青白い火花が飛ぶのを見たことありますし…あの勢いでパソコンもパチッとなったら壊れても不思議じゃないような…。皆さんは大丈夫ですか?

<ネタ元:Metro.co.uk


One Response so far

僕も静電気はけっこうすごいですよ。
しかし、パソコンが動作不良を起こす程っていうのもただ者ではないね!
キーボードはゴム手袋で打つのかな?

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