6月

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珍競技「ワールド・エッグ・スローイング・チャンピオンシップ(長い)」開催!

By ono   2012年6月30日



■さあ、生卵はどれだ
 適当な競技に見えてそれなりに歴史的な由来があるからあなどれない。というわけでイギリスからのニュース。卵をふんだんに使った競技大会、「ワールド・エッグ・スローイング・チャンピオンシップ」がリンカンシャーで開催されました。
 北はドイツから南は南アフリカまでという世界各国から参加者が集まり競うのは、主に2種目。「卵投げ」と「卵・ロシアンルーレット」です。
 どんな競技なのかは当日の映像でちょっと見てみましょう。

 「卵投げ」はご覧のとおり遠くから放り投げられた卵を割らないようにうまくキャッチする競技。「卵ロシアンルーレット」は1対1で戦います。ゆで卵の中に一つだけ生卵が混じっているのですが、交互に卵を選んではおでこにぶつけて割り、生卵がベチャッと来てしまったら負け、というルールです。何だか良い感じに盛り上がっていて楽しそうですね!ちなみにトップ写真のいかついナイスガイはボディビルダーのジョエル・ヒックス。2ポンド払って彼に挑戦することもできるのです。協議会では慈善団体に寄付するためのお金を集める目的も持っています。

■その起源はなんと700年前…?
 さて、この「ワールド・エッグ・スローイング・チャンピオンシップ」、その起源はなんと1322年まで遡ります。農民の人たちが教会に来てくれるよう、教会で出席者に卵を配っていた頃の話です。ある年、地元のオー川が氾濫したとき、川を渡れなくて教会へ来れない農民が川の向こうから卵をくれと要請。しかたなく教会の皆さんが川越しに卵を放り投げて与えたのがその始まりなのです。
 …卵はとっても貴重品だったんだね!しかし放り投げた卵のうち、どれだけのその貴重な玉子が地面に落ちてしまったのかも気になるところです。

<ネタ元:metro.co.uk


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