泥棒が盗みの翌日、「ごめんなさい」の手紙をお宅に届ける
■手紙で「ごめんなさい」
いい人なんだか悪い人なんだか。というわけでカナダはオンタリオからのニュースです。泥棒に入った男が後から反省して謝罪の手紙を送り盗品も返したということで話題になっております。
事件が起こったのは先週の木曜日。オンタリオのゲルフに住むとある家族のお宅です。この家族は事件当日、夕方の早い時間から外出していました。泥棒はドアのスクリーンを切って侵入したらしいのですが、この一家、なんと自宅に侵入されたことには気づかなかったそうです。泥棒は家にあったデジカメとX-boxを盗んでいったのですが、これにも気づかなかった様子。
…翌日の朝。自宅の玄関の前に、パソコンで印刷した謝罪の手紙と盗んだ機械類、それに破いたスクリーンの修理代として50ドルの入ったバッグが置いてあったのです。
「…え?うちに泥棒なんかが入ってたの?」
■罪滅ぼしで地域奉仕も
これには逆に家の人たちのほうがびっくり。CTVニュースが取材した際、こんなコメントをしています。
「手紙にはこう書いてあったんです。”個人的なものには何も手を付けていません。”それから、”最近金銭面でとても厳しかったのです。それで、人生で一番の過ちを犯してしまいました。”ってね。
また、手紙の中で犯人は罪滅ぼしのために15時間の地域奉仕活動にも専念すると述べています。
…ただし。彼(彼女)の反省とは別に、警察ではこの犯人の行方を追って調査を続けているそうです。
ま、謝って無罪になるなら警察の出番がありませんしね。その辺はドライにいかないとなー。
素直に謝る心は評価しないとね。
盗まれても気づいてもらえなかったX-boxの存在感の薄さって…
返さなくてもよかったかもね。
<ネタ元:ctvnews.ca>
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