10月

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【珍説】「植物の生長にはニューカッスルのアクセントが一番良いことがわかりました!」「えっ」

By ono   2012年10月14日



■アクセントは大事なんだぜ
ええ、おっしゃりたいことはわかります。突っ込みどころが多いのもあえて飲み込んだ上でのご紹介。イギリスはエセックスからのニュースです。園芸で実験をしている男性が、「植物に話しかけるにはニューカッスル地方の訛りでしゃべるのが一番良い」という自説を唱えていらっしゃるそうですよ。
 この男性はクリス・ボネットさん(写真)。ネットでオンラインの園芸用品店を営み、4エーカーの自前の農園を持っておられる方です。彼はこの夏、植物に対してどのアクセントで話すのが一番成長に効果があるかを実験してきました。植物を別々の場所に分け、それぞれに別々のアクセントや訛りで話しかけたのです。直接話す以外にも地方ごとの音楽CDやテレビ番組の音声をかけたりもしたんだとか。
 これによると、一部の植物は他のものよりも成長が10%程良かったりしたのだそうです。
 「植物に話しかけると成長がよく育つということは昔から考えられていました。それで、私はどんなアクセントで話しかければ一番効率がいいのかを調べようと思ったんです。」

■ベストなアクセントを発表します!
 100種類位以上もの園芸用の花を混生させたものを10のグループに分けると、彼はイギリス国内の様々な地方の訛りやアメリカ、オーストラリア訛りの英語で試してみました。もちろんそれぞれの訛り専用スタッフを雇い、ネイティブな言葉を使っています。その結果、
 「実験を初めて数週間、チェルシー組とマンチェスター組がなかなか伸び悩んでいる間にジョーディーとウェールズが飛び抜けてきました。もちろん、公平を期すために日光のあたり方や水・肥料の量は全く同じにしてあります。」
 ちなみにジョーディーというのはニューカッスル地方で話される独特の訛り。スティングやミスター・ビーンなどのアクセントで有名です。それでは、クリスさんが発見した、植物の成長に良いアクセント&訛りのベストテンを発表です!

1位.ジョーディー(ニューカッスル)
2位.ウェールズ
3位.エセックス
4位.オーストラリア英語
5位.スカウス(リバプール訛りのこと)
6位.ヨークシャー
7位.アメリカ英語
8位.スコットランド
9位.チェルシー
10位.マンチェスター

 …だそうです。なんていうか「と学会」の格好のネタにされそうな気配がいたしますので、クリスさんには早く自説を著作にして発表してほしいと思います。「水からの伝言」を越えるトンでも本になること間違い無しです!
 …とか言っといて、ほんとに植物にジョーディーで話しかけたらぐんぐん伸びてきたりしたらいやだなあ。植物の前でおちおち内緒話もできなくなったりしてね。この「訛りによって成長が違う」っていうのがドンドン細分化していって「夏の朝方には政治の話が良い」だとか「雨の夜にはボルシチの話をしてはいけない」みたいに発展しないことを願っております。

<ネタ元:newslite.tv


2 Responses so far

ニューキャッスル訛りを調べていて、こちらにたどり着きました。なんとも興味深い記事ですね。英語訛りフェチにはたまりません。(笑)以前、もっともセクシーなアクセントベスト10で、アイルランド訛りが一位だったのを思い出しました。

>ETCマンツーマン英会話様
コメントありがとうございます!何ともとほほな研究ではありますが、興味深くはありますよね笑
セクシーなアクセントでアイルランドなまりが一位というお話がありましたが、こちらも気になる話題ですね!

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