10月

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老人の家に強盗に入ったら、実は合気道の黒帯→フルボッコ

By ono   2012年10月29日



■犯行に選んだ家には黒帯が2人も
 なんつーか相手が悪かった。ということでオーストラリアからのニュース。強盗に入った家の老人夫婦が実は2人とも合気道の黒帯で、侵入した犯人がこてんぱんにやられて逃走するという事件がありました。
 事件が起きたのはオーストラリアでもブリスベンに近いケンモア、ギルルース。写真はエドウィン・ダウディさん(83)と妻のユタさん(76)です。先日、夜の8時30分頃にエドウィンさんのお宅にごつい筋肉の男が押し入ってきたというのです。気配に気づいたエドウィンさんはすかさずラウンジからナイフを取り出すと、犯人に対して立ち向かいました。男は襲いかかってきます。もみ合いになりましたが、エドウィンさんは犯人に傷を負わせることに成功しました。

■血まみれで逃げ出した強盗
 お腹から血を流し、男は近くにあったユタさんのハンドバッグをひっつかむと、バルコニーへ飛び出し、道路へとジャンプして逃げていきました。犯行現場となったエドウィンさん宅の周囲には血痕の跡がしばらく続いていたと言います。警察では現在も犯人を追跡中です。
 血痕の量から考えるに、犯人は緊急に治療を要するほどの傷を負っていたと考えれるとした上で、ブリスベン警察のロバート警部はこうコメントしています。
 「自宅に入ってくるものに対して武装すべき、という考えを我々は良しとしない。できるならば人々は争いを避けて通るべきというのが我々の考え方だ。もちろん、自分たちの家族や住居を守る権利はある。しかし、そうした場合に使う”力”は直面する状況に合わせ、考えられねばならない。」とのことです。

 …要するに「黒帯の夫婦なんかが本気出しちゃうのってやりすぎじゃないですか-」ってことですよね。ここはやっぱり合気道の達人なんだから、うまいこと取り押さえてくれた方がお話としては良い終わり方だったんだけどなあ。でも強盗なんかに襲われたらそんなこと言ってられないものね。考え出すといろいろ難しいな、としばし悩んでしまうのでした。

<ネタ元:news.com.au


3 Responses so far

「黒帯」って強そうなイメージがあるんだけど, 実は段位者であることしかわからないんだよね….

しかも赤とか赤白とかのある柔道ならさておき, 合気道には 3色しかないらしいのでますますわからんという.

>taco様
そっかー。黒帯=”最強の称号”とはいかないのですね…
ナイフで対抗するのもむべなるかな。

こういう記事を読むと、予習はしっかりしましょうと思ってしまいます。

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