12月

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フィアンセの指輪を取り戻そうと葬儀屋になりすました男

By ono   2012年12月7日



■あっすみません、私葬儀屋のものです…
 単なるずっこけかというとそうではないかもしれません。というわけでアメリカはネブラスカ州からのニュース。亡くなった婚約者の遺体から婚約指輪を取り戻そうとして葬儀屋の振りをした男性が訴えられております。
 写真の男性はTerry Kurtzhals(以下、テリー)、58歳。彼は先日ワドロー・ローザンク葬儀場に姿を現しました。彼は葬儀屋のネームタグをつけ、自分も斎場関係者であること、そして今日葬儀が行われる予定の女性が実は自分のフィアンセであることを訴えました。
 「彼女の指輪は僕のものだ。あれだけはなんとしても埋葬されてしまう前に取り戻したいんだ。」

■結構簡単にバレていた
 テリーは自分もネブラスカで斎場を経営している同業者だと言い、同業のよしみで何とかしてくれないかと頼みました。
 「少々お待ちください」
 担当者は奥へ入っていくとテリーには気づかれないようすぐに警察に電話。連絡を受けた警察は葬儀場へ向かうと男を逮捕したのです。ちなみにテリーは確かに葬儀屋の資格を持っていましたが、それは1996年、もう17年も前の話。仕事のトラブルで問題を起こし、資格を剥奪されてしまっていた訳です。葬儀場オーナーのローザンク氏は、こうコメント。
 「私たちは、一緒に仕事をする関係もあって、ほとんどの葬儀屋さんを知ってますからね。」テリーが偽物だっていうのはすぐにわかったということでしょうね。
 オマハ警察の報告によれば、テリーは既に別の犯罪で立件されており、警察でも行方を追っていたところでした。有罪が言い渡されれば5年の懲役と1万ドルの罰金が科されるだろうと報じられています。

 婚約者の指輪を!っていうテリーさんは58歳。きっと亡くなったフィアンセの女性も似たような年齢でしょうね。自分が贈った高価(たぶん)な指輪、亡くなったからって返してっていうのはどーかなー。ただ、ニュース記事に対する反応を見ていると、
”こんな男と結婚してしまわないでよかったね!”といった感じのものと
”人によっちゃ給料の3ヶ月分の指輪だよ。そんだけお金をかけたのに女性だけいなくなってしまって。返してほしいと思うのは当然さ。”
 という2種類の意見が見られます。ま、圧倒的に多いのは前者ですけどね(笑)まっとうな人だったらちゃんと故人の家族に頼めば良い話ですし。つーか、彼女との思い出を手元に残しておきたいからっていう視点がニュースの記事にはみじんも出てこないなー。そういうコメントもなかったし。みんなドライなんだからもー

<ネタ元:msnbc.msn.com


2 Responses so far

「オマハ警察」を思わず「オバマ大統領」と空目してしまった….

>taco様
私も記事うってるときオバマ警察って間違えて入力しました笑

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