ペットのブタに豊胸用のシリコン、日焼けブース…ヘンテコなホテル客の忘れ物発表!
■どうやったらそんなものを忘れるのか
忘れ物にはドラマがあるんですよ、たぶん。イギリスからのニュースです。昨年一年間の利用者の忘れ物をホテルが発表しているのですが、へんてこなものが多くて面白いですよ。
今回の発表をしたのはイギリスのホテルチェーン、トラベルロッジ・UK。2012年の一年間に遺失物取り扱い担当が預かった様々な忘れ物が報告されています。そのリストによりますと、こんなものがあったそうです。
・ペットのパイソン
モンティという名前がついているそうです。
・ハリーポッターの杖(として使われた棒)
何でしょうかこれは。映画の小道具?本物じゃないよね?
・バケツ一杯の生きているカニ
・当たっている宝くじ
・ケースにダイヤがあしらわれているiPhone
・豊胸用のシリコン(↑写真)
なんでこんなものが…?
・ミクロ・ブタ
・エリザベス女王のマスク200個入りの箱
業者かなあ。もしくは何かのイベントに使う予定だったの?
・トランクにいっぱいのチョコレート・バー
・馬の着ぐるみ(中に人が2人で入るやつ)
・簡易式日焼けブース
※原文ではpop-up spray tanning boothって書いてあります。画像検索するとだいたいわかります。こんな感じね。
■社会の縮図?
トラベルロッジのスポークスマン、シャキーラ・アフメド氏は、こうした忘れ物についてコメントをしています。
「ブガッティのキーからミクロブタまで、527店ある我々のホテルには本当に色々な忘れ物が届けられ、さながら人間社会の縮図を見ているようですよ。」
ちなみにホテルの忘れ物で多いのがパジャマ、電話、充電器、テディベア、化粧アイテムと電子機器などだそうです。また、本の忘れ物は昨年1年だけで2万冊あったのですが、そのうち7千冊は大人気(?)の「フィフティシェイズ・オブ・グレイ」でした。みんな読んでるのねー、あの本。
ちなみに「フィフティシェイズ・オブ・グレイ」という本、37ヶ国で翻訳され、なんと4千万部を突破したという超人気小説。ストーリーは「女子大生アナスタシアが、億万長者のハンサムな経営者クリスチャンに惹かれ、SMの世界に入り込んでいくという官能フィクション」だそうです。しかも3部作。元々はというと、バンパイアと少女の恋(しかも狼男との三角関係)を描いた大ヒット映画「トワイライト」のキャラクターを借りた2次創作小説だったんですね、これ。いわゆる同人小説ってやつです。ところがあまりにも人気が出ちゃったんで、登場人物や背景を少し入れ替えてオリジナル小説にし、発表したのですが、これが30代以上の女性にバカ受け。一躍大ヒットとなってしまったんだそうです。それにしてもSM官能小説がそんなに売れちゃうなんてねえ…。意外とみんな好きなんじゃん。
てなわけで、みなさんも忘れ物にはご注意を。ちなみに、昨年私の職場に届けられた忘れ物で一番面白かったのがこちらの一品。
どうも、ひもを引っ張ると走り出すカバのおもちゃらしいのですが、同時に口もバクバク動くのです。なんだろうこの猛々しい感じ…。心当たりのある方はぜひご連絡をっ
あ、それから順番が逆になりましたが、皆様新年あけましておめでとうございます。今年も愉快なニュースがたくさんあるといいですね!よろしくお願いいたします!
<ネタ元:Metro.co.uk>
One Response so far
1月 11th, 2013
10:31
[…] […]
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