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【どっちもどっち】酔いつぶれている間に剃毛された男がグーで仕返し→有罪判決

By ono   2013年12月13日


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■気が付いたらあそこの毛が・・・
 ここはイギリス、リンカーンシャー、スケッグネス。
 「くそっ、ディッキンソンのやつ、ただじゃおかねえ・・・あのクソ野郎!」
 ジェームズ・ヒルは肩をいからせ、すれ違う人にぶつかるのも気にせず足早に歩き続けていました。
 昨晩久しぶりに友人のマシュー・ディッキンソンと飲みに出かけたジェームズは、しこたま飲んで酔っぱらい、彼の家のソファーで酔いつぶれて眠ってしまったのです。翌朝目覚めた彼はディッキンソンに挨拶もせず二日酔いでガンガンと痛む頭を押さえながら自宅まで何とか帰り着き、少しでも目を覚まそうとシャワーを浴びたのでした。そこで初めて、ジェームズは自分の体の異変に気がついたのです。
 「・・・何だこれは!!俺のあそこの毛が全部剃られちまってる・・・!?」
 その時、彼は初めて自分が酔いつぶれて寝てしまった後にディッキンソンによってひどいいたずらをされたことに気が付いたのでした。気の置けない友人とはいえあまりに自分を侮辱した行為が頭に来たジェームズは、怒りに我を忘れて、家を飛び出したのです。

■クリーンヒットがあごを粉砕
 「あいつ、一発殴ってやらなきゃ気が済まねえ!」
 ディッキンソン氏がどこにいるのかはおおよそ検討がついていました。まっすぐにグランド・セントラルへ向かうと案の定、そこには良く知った顔があるではありませんか。こちらの顔を見てニヤニヤと薄笑いを浮かべながら手を振るディッキンソンを確認すると、ジェームズは突然走り出し、彼に向かって拳を振り下ろしました。
 「よう、ジェームズ、昨日はご機嫌だったなグフアッ!!何するんだよ!」
 ジェームズのパンチはディッキンソンの下あごを見事に捉え、彼は鼻から血を流しながらヨロヨロと後ろへ後ずさりました。ジェームズはひるむことなく、そのまま彼の胸ぐらをつかんで押し付けると階段の下へ向かって突き飛ばしたのです。鈍い音がしてディッキンソンがうめき声をあげるのを見ると、ようやく気が済んだのか彼は回れ右をして、去って行ったのでした。

■法廷にて
 「・・・以上で間違いはないですね?」
 数日後、ジェームズは法廷に被告人として立っていました。検察官のニック・トッド氏は、ディッキンソンの訴えたジェームズの罪状について、内容に相違がないか彼に同意を求めます。
 「ああ、確かに間違いない。俺がやつを殴った。しこたまな。」
 「判決を述べます。ジェームズ・ヒルにはマシュー・ディッキンソン氏に暴行を与え、彼のあごに骨折を負わせた罪として、6か月間の禁固刑と2年間の執行猶予を言い渡します。また、ジェームズには150時間の無償奉仕活動と、ディッキンソン氏が負った身体的損害に対する400ポンドの支払いを命じます。以上です。」
 「もう2度と深酒はやめる。」憮然とした表情で判決を聞いていたジェームズは、これまでに何度繰り返したかもわからないような自分への誓いを、また頭の中で宣誓しているのでした。

 というわけで、本当にどうでもいい酔っぱらい同士のけんか事件をあたかもストーリーがあるかのように書いてみました。酔っぱらって寝てる友人の陰毛を全部剃っちゃうディッキンソンさんもどうかと思うけど、その彼を階段から突き落とすジェームズさんもやりすぎじゃないかしらね?
 とりあえず、お二人が仲直りしてまた楽しく酔っぱらえるような日が来ることを願わずにはいられません。ダメな飲み友達って貴重だものね・・・!

<ネタ元:Thug who had pubic hair shaved off after passing out on drunken night broke friend’s jaw when he woke up


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