スヴェンソンさん、自分の死亡記事が新聞に出ているのを発見する
■とんでもないクリスマス・イブ
どういう行き違いでこうなったのでしょうか。というわけでスウェーデンからのニュース。ある日新聞に自分の死亡記事が出ているのを見つけた男性がびっくりするという出来事がありました。
今回被害にあったのはスベン-ウーロフ・スヴェンソンさん(81)。彼は先月、体の調子が悪くなりスウェーデン南部にある病院へと足を運びました。クリスマス・イブの日だったそうです。
彼には90歳になるという姉がいるのですが、彼女は病院へ電話するとスヴェンソンさんの様子を聞きました。ところが、
「姉は医者に電話で私の様態を聞いたのですが、何をどう理解したのか、私が死んだものと思ってしまったのです。もちろん、彼女はとても大きなショックを受けたそうですよ。」
お年もお年ですし、聞き間違いがあったのかもしれませんね・・・。
■遺品整理に来てみれば
さて、早とちりをした姉は新聞に死亡記事の掲載を依頼してしまいました。医師の診断でそのまま入院することになったスヴェンソンさんは何も知りません。ある日病院のベッドで新聞を読んでいたら自分の死亡記事を発見してびっくり、という次第です。
さて、年が明けて1月3日。スヴェンソンさんの友人ラーシュさんが、彼の遺品を整理しようと病院を訪れた際に、本人が普通に生きているのを発見して大慌て、記事が誤りだったことを知るのでした。今回の件についてスヴェンソンさんはこうコメント。
「誰もが同じ運命です。遅かれ早かれ、人生の最後には必ず死ぬんです。私は81年という素晴らしく長い人生を送ることができました。もう不満などありませんよ。」
なんだか達観しておられますね!「人生にもう不安はない」ってさらっと言えるにはまだまだ時間がかかりそうだなあ。
<ネタ元:Swedish newspaper prints obituary for man who was still alive>
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