豊胸手術をしたからという理由で警察官の採用を断られた女性、法廷で訴える→勝利
■保護ベストが体に悪いって?
むしろ歓迎してあげたらいいのにね。というわけでドイツからのニュースです。豊胸手術を受けているからという理由で警察官に採用してもらえなかった女性が差別だと抗議、法廷で闘って勝利を勝ち取るという出来事がありました。
そもそもの事の起こりは2012年。とある女性が警察の仕事を志し、ベルリン警察への応募を受けたのです。ところが、警察では彼女がインプラントの豊胸手術を受けていることを理由に挙げ、「保護ベストや暴徒鎮圧用ギアが装着できなくなるから」と女性の採用を断ったのです。保護ベストやギア類は胸に強い圧力を与えるのでインプラントを介して健康被害を及ぼすかもしれないから、というのがその回答です。
■女性の意見を認めます
しかし、そんな理由では納得いかないのが女性の方。彼女はベルリン警察を相手取り、裁判を起こすことにしたのでした。そして月日は流れ今週の火曜日。ようやくベルリンの法廷で彼女の訴えが認められたのです。インプラントのあるなしに関わらず、保護ベストの類が女性の胸に健康被害を引き起こすことは考えられないと結論付けたのでした。
女性の名前は明らかになっていませんが、これで彼女は晴れて警察官への道を進むことができますね。筆記テストとかで落ちたらしゃれになりませんけど。
以前はこんな事件もありましたので、警察の方でもインプラントを嫌ったりせず、むしろ自己防衛の一環として前向きにとらえてあげてほしいものです。
ね?
<ネタ元:Breast Implants Won’t Keep This Woman Off Berlin Police Force>
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