10月

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行方不明のオウム、帰ってきたらスペイン語を話すようになっていた

By ono   2014年10月15日


parrot-getty
■驚きの再会
 オウムですらバイリンガルかよ・・・っていうニュースがアメリカから。4年間行方がわからなくなっていたペットのオウムが帰ってきたのですが、なぜかスペイン語を話すようになっていたという出来事が話題になっています。
 このオウムはナイジェル君。飼い主はカリフォルニア州のトーランスに住むダレル・チックさんです。ナイジェル君がダレルさんの家からいなくなってしまったのは2010年、4年も前のことです。彼を見つけてくれたのはサウスカリフォルニアで獣医を営んでいるテレサさんでした。

■獣医さんの捜索
 実は彼女も9か月ほど前に飼っていたヨウムというオウムの亜種がいなくなり、自分で広告も出して探していました。ある日、彼女のオウムかも知れない迷子の鳥が見つかったという報告があり、喜んで会ってみたところ、似ているけれどもどうも違う様子。でもせっかくなのでダレルさんはオウムの飼い主を探し始めました。それがナイジェル君だったんですね。
 オウムには首にマイクロチップがついており、飼い主のデータは更新されていませんでしたが、チップの情報から彼を売ったお店を探し当てることができたため、ダレルさんのところに連絡を取ることができたのです。
 テレサさんはこうコメントしています。
「最初連れられてきたとき、あの子はとても幸せそうでしたよ。歌を歌ったり、勝手にしゃべり出したり・・・。犬のような泣き方もしてました。それから、私はパナマ出身だからわかったんですけど、彼はスペイン語で”どうしたの?どうしたの?”ってしゃべっていたんです。」

 さて、彼がいなくなっていた4年間、どこで何をしていたのかは何もわかっていません。ただし、英語を話していたはずのナイジェル君は今は完全にスペイン語を話すようになっているそうです。

 まさか海を渡ってスペインまで飛んで行った・・・わけじゃないよね。メキシコやグアテマラ、ホンジュラスなど中央アメリカにはスペイン語を公用語としている国が多いので、むしろこっちの方を放浪していたのかしら。ま、カリフォルニア州にはヒスパニックの人が多いとも聞きますので、意外と近所にいたという可能性もあるんですけどね(笑)

<ネタ元:Parrot returns to British owner speaking Spanish – four years after disappearing


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