12月

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【The酔っぱらい】英国人、朝、目が覚めたらフランスにいたという事案が発生

By ono   2014年12月22日


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■何が何だかわからない
 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!というわけでイギリスからのニュース。クリスマスに浮かれてお酒を飲んで酔っぱらったところ、目が覚めたらパリにいてびっくり仰天という男性がいます。何があったというのでしょうか。
 さて、この男性はショーン・スミスさん48歳。イギリス人です。ショーンさんは先日、地元にある行きつけのパブで2、3人の友人とお酒を飲んでいました。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、つい飲み過ぎてしまったショーンさんはうたた寝をしてしまい・・・

 目が覚めたときはなぜかフランスにいたのでした。

 起きてしばらくしてから、彼は周りにいる友人から昨晩の件について聞かされたそうです。
「友人達は、たった今フランスに着いたこと、そして、これからベルギーへ行ってタバコを買う予定になっていることなどを話してくれたんだ。」

■イギリスのタバコは高かった
「ベルギーのアンデルレヒトへ行くって言うんだ。そこなら1人60箱まで買うことができるって。昨晩友人達は僕に一緒にタバコを買わないかって聞いたんだ。その時自分は”いいね”って答えたらしいよ。」
 酔っぱらい恐るべし。ちなみに、イギリスはタバコの値段がとても高く、日本円にすると1箱750円ほど(マルボロの場合)。ベルギーだとそれが500円くらいで買えてしまうので、確かに安いっちゃ安いのです。旅費を無視すればですけどね。酔っぱらった勢いでその日のうちに国外へと出かけるはめになってしまったショーンさんでしたが、実は一つ大きな問題がありました。なんと彼はパスポートを持っていなかったのです。彼のコメントを続けましょう。
「だけど、不思議だったのは僕がパスポートを持っていないのに、フランスへ来れちゃったことなんだ。だいたい僕は一度もイギリスから出たことがないしね。イギリスもフランスもEU加盟国なので必要ないのかなーなどと思っていたんだよ。」
 ところが、やはりそう簡単には行きませんでした。

■話はどんどんややこしく・・・
「僕らが止められたのは(フランスの)カレーだったよ。すでにベルギーで両手に山ほどタバコを買った帰りの行程だった。警察の人に、”あなたはパスポートを持っていないので、緊急パスポートを作らなければならない。直ちにパリへ行きなさい”と言われて困ってしまったんだ。ショックだったよ。」
 さあ、話がどんどんややこしくなってきました。結局、一緒にいた友人達は無事に帰国することができたのですが、ショーンさんだけはパスポート取得のため、一時的にフランスから出られなくなってしまいました。しかもややこしいことに、ショーンさんはドイツ生まれだったため、本人の国籍確認のために更に時間を取られるはめになってしまったのです。
 彼は酔ってその場の勢いで出てきているので手持ちの現金なんかほとんどありません。仕方なく状況を説明して兄弟から現金を贈ってもらうことに成功し、何とか一週間程の滞在を乗り切ることができました。
 今回の件について聞かれると、ショーンさんはこうコメント。
「パリなんかもう2度と見たくないよ。美しい町ではあるけどね。とにかく、高くついた飲み会だったね。はは。」

 しかし酔った勢いで国境越えちゃうってすごいよねこの人たち。ちなみにヨーロッパにはシェンゲン協定というのがありまして、協定に加盟している国同士では自由に国境を越えることができるのですが、イギリスは加盟していないため、やっぱり出国審査などは必要なのです。行きはどうしたのかしらねこの男の人。出国審査と言っても意外とザルなのかしら?何にせよ、皆様もお酒の飲み過ぎにはご注意くださいませ。何せもう忘年会シーズンまっただ中ですしね。起きたらハワイだったなんてことになりませんよう・・・

<ネタ元:Dad goes out on Christmas booze-up with pals and wakes up… IN FRANCE


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