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ヘビマッサージから平手打ちまで、世界のへんてこ治療10選

By ono   2015年2月2日


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■象が背中をギュッギュッ
 ちなみに↑の写真はタイのチャンマイで行われている象マッサージ。象も手慣れたものでお客を踏みつぶしたりはしません。施術を受けた皆さんの反応は上々のようです。さて、世界では普通の病院では行われない、ちょっと変わった治療法が様々に存在します。今日はMirror.co.ukから、「Weird cures around the world(世界中の変な治療)」という記事をご紹介いたしましょう。
 続きは下からどうぞ!

1)ヘビ・マッサージ
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 うわあ、いきなり怖そうなのがきたな!こちらはフィリピンのセブ市動物園で行われているもの。長さ5メートル程のヘビを4匹、体の上に乗せるのです。合計250キロにもなるというこのヘビ君達が体の上でその身をくねらせることで素晴らしいマッサージ効果が期待できます。時間は約15分間。ヘビが全然大丈夫な人ならむしろ楽しい治療になりそうなのですが・・・。

2)液体窒素プール治療法
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 アナ雪の世界でしょうか。こちらは液体窒素を使用した最新治療法。写真のような円筒形のブースに入り、マイナス110度以上という極限の寒い気体を8分間、体に浴びせるのです。この恐ろしい低温状態により、患者の脳は苦痛を減らそうとエンドルフィンという脳内麻薬をビュンビュン出します。このエンドルフィンが皮膚の状態を改善し、関節の痛みを和らげ、精神的なストレスを減らすのだそうです。
 なんというか・・・「逆サウナ」みたいな感じかしら?

3)ビール・スパ
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 ビール風呂か。日本だと既にやってそうだね。こちらはオーストリアのシュターケン・ベルガー。ホットビールを湯船に注ぐことで傷の治療を促進させ、肌の状態を改善することができるんだとか。ここには7つのビール・スパが用意されており、体に必要なビタミンBやカルシウムが豊富に含まれています。一番大きな浴槽には4万2千パイント(約2万リットル!)のビールが注がれております。ちなみに湯船のビールは飲んではいけないそうです。残念。

4)平手打ち療法
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 猪木かよ!さて、写真はアメリカで行われている平手打ち療法というもので、15分間エステティシャンにピシャピシャと顔を叩かれ続ける治療です。疲れた皮膚に平手打ちで刺激を与えることで皮膚の若返り効果を促すというもの。元々はタイでメジャーな美容法だったものがアメリカでも行われるようになりました。コースによっては450ドル(約5万円)かかるというこのエステ、真剣にアンチエイジングしたい人の他にもスパンキング好きの人が趣味で通ってたりして・・・?

5)性器スチーム治療法
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 あそこを・・・暖めるだと・・・?というわけで、アメリカはカリフォルニア州から。サンタモニカにあるティクン・ホリスティック・メディカルセンターで行われているのが「性器スチーム治療法」です。ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウが利用しているということで一躍有名になりました。↑写真のような椅子の上に少し足を広げて座り、またの下から赤外線とスチームで性器部分を暖めるというものです。もちろん対象は女性のみ。
 女性の大事な部分を浄化するという効果があるらしいです。

6)ヌードル・スパ
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 こちらは日本。箱根の小涌園ユネッサンで行われているラーメン風呂。湯船になっているコショウ・コラーゲンは体の代謝を上げ、皮膚を強くする効果が・・・ってこれ単にネタでやってるだけですよMirror.co.ukさん!しかも期間限定のイベントなのですでにこのラーメン風呂はもう実施されていません。何か日本を勘違いされているのでは・・・。

7)サウンド・バス
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 カリフォルニアの施設「ジ・インテグレーション」で行われているのがこのサウンド・バス。周囲に配置された水晶でできたボウルから奏でられる音楽を聴いてリラックスして横になるというものです。説明を読むと、「あなたのエナジー・センター、いわゆる”チャクラ”に合わせた音を聞くことで・・・」とちょっぴり怪しげな感じなのが気になります。

8)干し草浴
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 行われているのはイタリアのチロル地方に起源を持つというこのセラピー。干し草置き場で寝泊まりしていた農民や羊飼いが関節炎やリウマチにかからなかったことから効果があると信じられるようになったそうです。
 基本的には程よく熱せられた干し草の中に横たわるというものなのですが、皮膚が弱い人のことも考慮してアルニカやカノコソウなど抗炎症薬として効能がある植物も混ぜ合わせてあります。
 干し草で寝たりなんかしたら痛いんじゃないかとちょっと心配していたら、「引っ搔き傷を防ぐため、できるだけ動かないように指導される」って書いてありました。やっぱりね!

9)ヴァンパイア・フェイシャル
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 うわっ血まみれだ!写真の女性はキム・カーダシアンさん。アメリカのタレントです。彼女が受けた治療がヴァンパイア・フェイシャルという美容治療。腕から血を採血し、血中の血小板とフィブリンを抽出して顔に注射器で注入するというもので、顔中を針で刺されるために血まみれになることからこう呼ばれているのだとか。結構痛いらしいですよ・・・

10)ミツバチ毒マスク
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 これまた物騒な感じのやつが来ましたね。チャールズ皇太子夫人であるカミラ・パーカー・ボウルズ氏が愛用し、年々肌が若返っている!と話題のアイテムがこちら、「ビー・ヴェノム・マスク」その名の通り蜂の毒成分が含まれているマスクで、これによって皮膚が蜂に刺されたと勘違いし、その反応によってコラーゲンやエラスティンなどの物質が顔面に生成され、肌の張りやつやを回復させるというのです。若い時には普通に行われているこうした現象を、ミドルエイジを過ぎた肌にも強制的に起こすため、緊急事態を装って脳をだますというからくりですね。他にもトム・クルーズやビクトリア・ベッカムが愛用していることで有名なこのマスク、お値段が高いのも特徴的で、こちらのサイトで販売されている一番グレードの高い商品はなんと60mlで2200ドル(約25万円)!
 ま、効果の方も実証されているみたいですので、人によっては安い買い物かもね・・・。

 というわけで、世界の様々な治療法をご紹介してみました。明らかにネタでやっているラーメン風呂とかはまあ置いといて、どれもそれなりに根拠はあるみたいです。液体窒素プールなんか面白そうですけど、そういえば今時期よくお寺の方がやっておられる、カンゴリっていうんですか?寒中に水を浴びるっていう、あれなんか意外と似たような効果があるのかもしれませんね。

<ネタ元:Weird cures around the world: From Pot Noodle Spas to Burmese python massages


2 Responses so far

カミラさんが使っている化粧品、聞いたことがあります。
ラインで揃えると300万くらいするそうです。
カミラさんの若返りっぷりに、キャサリン妃も今はお使いになられてるとか。

むう様
・・・300万ですか!!
私も写真で見ましたけど、カミラさんの顔のしわ、明らかに減ってるんですよね。これはすごいなと思いました。

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