【おっちょこちょい】自分が切り倒した木の下敷きになり死んでいるビーバーが発見される
■川のそばに倒れているビーバーが
どんな世界にも「ドジな奴」っているんだな。というわけで、ノルウェーからのニュース。タイトルの通りですが、自分が切り倒した木の下敷きになり死んでいるビーバーが発見され話題になっています。
このビーバーを発見したのはノルウェーのクリスチャンサンにある自然史博物館の動物学者、ヨハンセンさんです。彼女が撮影した写真を自身のFacebookにアップしたところ、たちどころに話題になりました。その写真がこちらです。
Posted by Beate Strøm Johansen on 2015年4月15日
そして、もう少し引きで撮った写真がこちら。
Posted by Beate Strøm Johansen on 2015年4月15日
明らかにさっきまで自分でかじって倒そうとしていた木、なんですよね・・・。
■「普通は察知して避けるんですけど」
ローカルニュースの取材に対し、ヨハンセンサンはこうコメントしています。
「木を切り倒す時、彼らはいつも木を避けてジャンプしています。自分たちが倒した木がどちらへ倒れてくるか、彼らは本能的にわかっていなければいけないのですが、ごくたまにどっちへ逃げたら良いかわからなくなるようです。風が強かったりすると、自分たちの予想していた方向に倒れてくれないこともありますしね。」
なるほど。それでごくまれにこういう不幸なビーバーが出てしまうということなんですね。
ちなみに、ビーバーは木の枝や泥で川の中に巣を作る動物で、天敵から身を守るため、巣の入り口は水中に作っています。その状態だと川の水位が上がると巣が水浸しになってしまうので、彼らは川の周りにダムを築き、水位を一定に保っているのですね。なんと賢い生き物なのでしょうか。その際にあの強靭な前歯で木を切り倒したりする訳なんですが、そんな中での悲劇だったようです。
・・・なんていうか、人間界における「ダーウィン賞」みたいなものですよね。
つダーウィン賞2010発表!最高におろかな10の死に方Part1
あと、ビーバーのニュースと言えばこれですね。結構前の記事ですけど。ほんとすごいわ、ビーバーの皆さんは。
<ネタもと:Beaver Killed By Tree It Was Gnawing Through>
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