【中国】お葬式でのストリップ、政府が取り締まりに乗り出す
■お葬式は派手に楽しく
中国の葬儀事情はどうなっているのでしょうか。当局では、農村地域で最近見られているというストリップなどを含んだ卑猥なショーを取り締まると発表しています。
葬儀の際に賑やかにすること、そしてエロティックなパフォーマンスを取り入れること、などは最近の流れのようです。こうした葬儀の開催について、家の繁栄を外へ誇示するために行われており、死者の名誉にもなる、と考えられています。また、農村の若者の多くがが都市部で労働者として働いている中国では、村人が地元に帰ってくるという貴重な機会でもある、というのも理由になっているんだとか。
■オペラ→映画→ストリッパーへ
以前は葬式でオペラを演奏したり、映画を上映するなどのトレンドがあったのですが、最近はストリッパーを呼ぶなどエロティックなパフォーマンスが横行しているのです。この数か月、都会から葬式のために田舎に帰ったという若者がSNSで不満をつぶやいたのが発端となり、都市部の人たちにも知られることとなったのでした。例えば河北省では6人のストリッパーがショーを行ったとか、江蘇省でわいせつなショーが行われた、等が有名だそうです。
当局では低俗な行為の主催者は罰せられるとして、以下のようなコメントを発表しています。
「こういった違法な興行は地域におけるエンターテインメントの市場を阻害し、社会的慣習を腐敗させている」とのこと。
それにしても中国では葬儀がこんなことになっているとは全然知りませんでしたな・・・。「不謹慎」などという言葉がとても無力に感じる能天気さです。死者を笑顔で送り出したいから、という風に考えればこういうやり方も無くはない・・・・・・ないわ!
参考:台湾の最近の葬儀風景
<ネタ元:China Cracks Down On Funeral Strippers>
Leave a comment