スピード違反の罰金が700万円?フィンランドの「お国柄」とは
■80キロでスピード違反
高級車が買えちゃうね!というわけでフィンランドからのニュース。スピード違反で捕まった男性の罰金が途方もない額になっているようで驚愕です。
話題になっているのは同国のビジネスマン、Reima Kuislaさんという方。先日彼は制限時速50マイル(約80キロ)のところを64マイル(約103キロ)のスピードで走行しており、警察に捕まってしまいました。後日彼に課せられた罰金がなんと5万8千ドル、日本円で約691万円というから驚きです。20キロ程の超過でこれほどまでに高額の罰金が科されるのにはフィンランドのお国柄が関係していました。
■お金持ちからはたくさんもらう
フィンランドでは「裕福なものはより多く支払うべき」という平等主義が一貫しており、交通ルールの違反に関してもこの考え方が適用されています。つまり、同じ罪を犯した場合でも、年収の多い人ほどより高い罰金を払わなくてはいけないのです。Kuisla氏はこの件について非常に憤っており、フェイスブックで今回の件を書き込み、これだけのお金(691万円)あればメルセデスベンツがもう一台買えるよとコメントしています。
■さらなる強者も
ちなみに、記録では2002年に更に高額な罰金が言い渡されています。違反者はノキア社の役員で、10万3600ドル(約1234万円!!)の罰金でした。この方、年収が1250万ドル(約15億円)という高額年収だったために、このような金額になったのだと思われます。ただし、この時は本人が国を訴え、最終的に罰金は減額されたとのことです。
逆に考えると一般の人たちにはあまり縁のない話でもありますし、裕福な人ほど交通ルールを軽視しているという話もあったりしますので、これでいいっちゃいいのかな・・・。「平等」って、難しいね。
<ネタ元:$58,000 Finnish speeding ticket based on millionaire’s income>
2 Responses so far
5月 3rd, 2015
02:13
素晴らしい、日本でも導入しよう
金持ちは金持ちにふさわしいマナーを身に着けるべきだよ
5月 3rd, 2015
20:28
> 様
コメントありがとうございます。
罰金を払えば良いんでしょっていう人にはやっぱり高額請求をすべきですよね。
日本だと点数が引かれてしまうというお金で解決できないペナルティーがあるので、その辺は意外と平等かも・・・?
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