ペニスの落書きでアスファルトの補修を促すという奇策、その効果は・・・?
■へこんだところに落書きが
多少なりとも効果はあったみたいです。というわけでイギリスからのニュース。Banksyならぬ「Wanksy」として道路にペニスの落書きを続ける男が話題です。
上の写真を見るとだいたいわかっていただけると思うのですが、このワンクシーという謎の男、アスファルトのひどくへこんだりはがれたりしているところに卑猥なペニスの絵を描くことで、当局に補修をするよう仕向けるという活動をしているのです。場所はマンチェスターに近いラムズボトムという街。マンチェスター・イブニングニュースが取材したところ、彼はこうコメントしました。
「マンチェスターの道路は本当にひどいです。特に補修が全然行われない。私の友人はサイクリストですが、このくぼみのせいで転倒して入院しています。他にも、アスファルトのくぼみは車にも損害を与えているんです。」
なるほど、確固たる動機があった訳ですね。
「道路のくぼみに注意を払ってほしかったんです。そのためにはこの落書きが一番良いと思いました。今のところ、それはうまく機能しているようですしね。」
■「非常に侮辱的」
もちろん、地元議会の皆さんはカンカンです(笑)。以下、議会のスポークスマンからの発表。
「こんな活動はバカげているし、地元の住人に大しても侮辱的だ。これをやった人間は、小さい子どもと一緒の家族が通学時にこの卑猥なシンボルを目にしたらどうするのかということを一瞬でも考えたことがあるだろうか?我々は犯人が道路に傷をつけるのをすぐに止めるよう訴える。」
とのことです。議会にも予算がありますし、補修の優先順位とかもあるんでしょうけど、これを放置しとく訳にもいきませんし・・・。外野からすれば上手いこと考えたなーと思わず苦笑いなんですけどね。このイタチごっこ、いつまで続くのかしら?
<ネタ元:Meet the man using penises to fill potholes>
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