10月

6

オナラが臭すぎるという理由で解雇された男性、会社を訴える

By ono   2015年10月6日


1898 1920 CASE'S LIBERTY PROVISION PRICE'S PORK SAUSAGE WEB
■障害者差別?
 オナラが臭すぎるという理由で解雇された男性の側が訴訟を起こしています。アメリカはニュージャージー州からのニュース。
 訴えを起こしたのはニュージャージー州のトレントンで働いていたというリチャード・クレムさん(70歳)とその妻。法廷に出された文章によりますと、男性は2014年の2月に解雇されたとか。理由は「お腹にガスがたまるという症状」のため。妻によれば、これは職場における”障害者差別禁止法の違反”にあたるんだとか。
 リチャードさんはハフィントン・ポストの取材に応えて、こうコメントしています。
「訴訟を起こしたとき、これがこんなに話題になるなんて思いませんでした。」

■バイパス手術で体重は減ったが・・・
 彼は2004年にケース・ポーク・ロール社で経理担当として働き始めたのですが、太り過ぎでおなかが出て来たために、2010年に胃のバイパス手術を受けたそうです。このとき彼の体重は420ポンド(約190キロ)に達していました。最終的にこの手術によって彼は120ポンド(約54キロ)まで減量することに成功したのですが、副作用としておなかにガスが溜まり苦しむはめになりました。臭いオナラが止まらなくなったわけですね。
 2013年にリチャードさんの症状は悪化し、この臭いによって”職場における深刻な混乱”が生じてしまった、と言います。”あまりの臭いで仕事にならない”みたいなことでしょうか。結果、彼は在宅での仕事を命令された後、解雇されてしまったのです。

■肥満の原因は会社にある
 彼を担当している弁護士のデイビッド・コラー氏は、
「オナラの部分ばかりが取り上げられて報じられていますが、元々彼は肥満で苦しんでいたのです。それは、障害者差別禁止法によって守られるべきケースだったと思います。」とコメント。
 リチャード氏は懲罰的損害賠償を同社に対し求めると同時に、同社がこうした出来事(肥満の職員が生まれてしまうこと)を防ぐための体制を整えることも望んでいます。先ほどの弁護士、デイビッド氏は
「私は肥満の方達の味方となって弁護しています。太り過ぎの人は何もしちゃいけないのでしょうか?もちろん、そんなわけはありません!」とコメント。

 なるほど、障害者差別とは、太っている人も対象な訳ですね。肥満になった原因自体も会社にあるだろう、ということでしょうか。それはさておき、職場に混乱を引き起こす程のオナラの臭いとはどんなもんだったのでしょうか。逆にちょっと気になったりするわけですが・・・

<ネタ元:Pennsylvania Man Allegedly Fired For Farting Too Much At Work


Leave a comment


QLOOKアクセス解析