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ドアストッパー代わりに使っていた花瓶が9千万円で売れた!?

By ono   2016年7月4日


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■実は清朝の花瓶だった
 あなたの家にもないかしら?というわけでイギリスからのニュース。ドアストッパー代わりに使っていた壷(花瓶)が実は非常に価値のあるものとわかってビックリ、というニュースが入ってきました。
 写真の陶器が問題の一品。イギリスのダービーシャーに拠点を置くオークションハウスのハンソンズによれば、この壷は1735年〜1799年、清の第6代皇帝、乾隆帝(けんりゅうてい)の時代に作られたものです。持ち主(名前は明らかにされていません)はアンティークのディーラーをやっていた父母のおばから1978年に譲り受けたものだと言い、とくに大事に扱うこともなく、自宅でドアストッパーとして酷使されていたそうです。その大おばは1920年代にコーンウォールに住んでいる時に手に入れたものだと言っていたとか。

■予想以上の高値で落札
 ハンソンズの常務、チャールズ・ハンソン氏はこの出品について、こうコメント。
「非常にミステリアスな魅力のある花瓶です。おそらくは、皇帝の避暑用の宮殿に飾るため、国の釜で製造されたものだと思います。」とのこと。ハンソンズでは当初30万ポンドから50万ポンド(約6800万円)くらいの値段が付くかと予想していたのですが、いざオークションになると中国・台湾・香港などから相次いで声がかかり、最終的に65万ポンド(約8800万円)で落札されました。
 こんな高価な花瓶がドアストッパー代わりにねえ・・・。あなたが自宅でぞんざいに扱っている古びたものが、実はすごく高価なものかもしれないね。

参考:自宅の傘立て、実は清朝の壺だった
こちらの場合は傘立てとして使われていたようですね。

<ネタ元:Vase Used As A Doorstop For Years Fetches Eye-Popping Price At Auction


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