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今オススメの翻訳サービスはこれだ!【Yahoo!翻訳なき後のベストな翻訳サービスを考える】

By ono   2017年8月14日



 2017年6月29日、Yahoo!翻訳のサービスが終了しました。個人的には「くだらない海外ニュースを翻訳してブログで紹介する」には本当に便利なオンラインサービスだったので、非常に残念です。最近は海外ニュースの紹介記事を書かなくなってしまったので、それほど困る訳ではありませんが、Yahoo!翻訳の代わりを探すとしたらどこがオススメか、個人的に調べてみましたのでご紹介しますね。
※あくまでも「英語→日本語」翻訳のみを対象としています。

■Yahoo!翻訳サービスで優れていた点
 2004年から10年以上も海外ニュースの紹介をやっていて、色々なオンライン翻訳サービスがある中で、Yahoo!のサービスを使用していたのには2つの理由がありました。

1)翻訳の精度が一番高い
2)原文と訳文を同時に表示できる
3)ウェブページの丸ごと翻訳ができる

1)は訳文を原文と見比べてみて、一番元の文章をうまく汲み取っているのがYahoo!でした。昔はグーグルの翻訳なんかは精度が低くて、日本語として意味不明な訳が多かったのです。
2)意外と大事なのがこの理由。どんなに訳文の精度が高くてもきちんと意味を伝えているかどうかは実際不安だったので、訳文と同時に原文が表示できて、チェックしながら最後は自分で翻訳する、という使い方ができるのはYahoo!だけだったんですよね。
3)これができないと、いちいち読みたい文章をコピペしなくてはならないので、本当に面倒。絶対に必要な機能です。
 それでは、以上の条件を確認しながら、個々の翻訳サービスを見ていきましょう。ちなみに、例題に使うのはこの文章。

An India train driver came up with an elegant solution to the leaky vehicle dripping water on his head — holding an umbrella.
The video, filmed aboard a train near Jharkhand, shows the train driver holding an umbrella while water leaks into the vehicle and falls toward where his head would be.
 Leaky train driver stays dry using umbrella in India
訳:雨漏りの水が頭上に落ちる電車内で、インド人の運転手の対処がとてもエレガントだと話題だ。傘をさしているのだ。
ジャールカンド近くで乗客が撮影した映像では、雨水が車内に入り込んで頭に落ちてくるので、電車の運転手が傘をさしている。

 と、いうもの。8月11日付のUPIの記事ですね。この記事を各サービスごとにページごと翻訳してみました。結果は下から続きをどうぞ。

■Google 翻訳
インドの電車の運転手が、漏れた車の頭上に水を垂らして優雅な解決策を提示した。
Jharkhandの近くの列車に撮影されたこのビデオは、傘を持っている電車の運転手が車に水が漏れ、頭がどこに向かうのかを示しています。
※原文表示:なし(ただし訳文にカーソルを合わせると原文が表示される)

■Weblio翻訳(翻訳エンジンはクロスランゲージ)
 SSLページにつき翻訳できず

■エキサイト翻訳(翻訳エンジンはKODENSHA)
インド列車ドライバーが、彼の頭の漏れる車をたらしている水のエレガントな解決策を考え出した--。
ビデオ〈列車に乗ってジャールカンドの近くに薄膜でおおわれた〉は、水が、車と落下に、彼の頭がである所に漏れる間列車ドライバーが傘を持っているのを見せます。
※原文表示:なし

■infoseekマルチ翻訳(翻訳エンジンはクロスランゲージ)
 SSLページにつき翻訳できず

■Bing翻訳(翻訳エンジンはMicrosoft Translator)
 SSLページにつき翻訳できず

■So-net翻訳(翻訳エンジンはクロスランゲージ)
インド電車運転士は彼の頭に水をしたたらせている漏れる車両のエレガントな解決に追いつきました-傘をさしました。
水が彼の頭があるところの方へ車両と滝に漏れる間、ビデオ(Jharkhandの近くで電車に乗って撮影される)は傘をさしている電車運転士を示します。
※原文の下に訳文を表示

■結果、ベストな翻訳サービスは?
 上記の翻訳例、そして原文も同時に表示可能、ということで考えると答えは一択ですね。
 So-net翻訳(http://www.so-net.ne.jp/translation/です!

 翻訳精度についても、ここが一番適切かなと思いました。特に、例文の後半の文章で「映像は○○を示しています」という肝心の○○の部分が的確だったのはSo-net翻訳だけでしたしね。
※So-net翻訳の翻訳エンジンはクロスランゲージなので、Weblio翻訳でもinfoseekマルチ翻訳でも同じ翻訳結果は出ますが、両者はSSLを使用しているページはページごと翻訳できなかったので審査対象外となりました。

 あくまでも個人的な主観ではありますのでそこはご理解を。英語のニュースサイトをパーッと翻訳サービスを使って流し読みしたい場合に、一番使えそうなものはどれか、という見方ではSo-net翻訳が使いやすいのではないか、という提案です。

  


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