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10万個のばらばらな靴を合わせるボランティア

By ono   2009年2月5日


This job’s a shoe-in for matchmakers at heart

20090205.jpg いつか終わるんでしょうか。アメリカからのニュース。10万個もあるという山のような片方だけの靴同士をマッチングさせて寄付しようというボランティア活動が毎日行われているそうですよ。
 靴は全て国内の生産業者から提供されたもの。このプロジェクトの中心となっているのはジョン・ライトさんと妻のキンバリーさん。二人はティンバーランドというメーカーから引き受けた5万足分のばらばらな靴を分類・整理してマッチするペアを探し続ける作業を指揮しています。この膨大な靴は製造過程ではぐれたりしたもので、引き受け先がなければそのまま埋め立て処分になるはずのものでした。ポーツマスに拠点を置くチャリティ・サービスの創設者であるフランク・アレン司教から依頼を受けて、ライトさんは靴の山を整理し、ペアをマッチングさせるやり方を整備したのだとか。
 ボランティアの皆さんは毎週火曜日の朝とたまに夕方、それから土曜日に倉庫へ集まり、ただひたすらに合う靴同士をさがして整理しています。男性・女性・子ども用と仕分けし、その後いくつかのカテゴリに分類した後でシリアル番号をふり分けていくのだそうです。現在までに3500足が終了し、昨年の12月にはハイチへと届けられました。全てを分けるのにはあと1年はかかるだろうとのことです。
 最近は写真のように整理するのに靴を投げるのが流行っているとか。
 「イラクのあのジャーナリストに手伝ってもらわなくちゃいけないね。」と冗談を飛ばします。ボランティアの一人チャーリーさんはこうコメントしました。
 「ちょっとした運動になるし、誰かのためになるっていうのは嬉しいことです。これらは靴がない人のところに送られるんですよ。”靴がない”なんて想像できます?」
 本当にお疲れ様です。10万個の靴の神経衰弱みたいなもんでしょうか。管理人が千ピースのジグソーパズルをうっかり買ってしまい途方にくれていたら黙々とピースの色分け作業をしてくれた友人を思い出しました。「色分けの作業が一番楽しい」と言っていた彼の気持ちはいまだに理解できないO型の管理人ですが、これが人助けになるんならやる気も変わってくるのかな?整理の苦手な管理人は聞いただけでもくらくらしているのですが…

<ネタ元:Pilot Online.com


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