コスタリカのつもりがプエルトリコに来てしまった人
Tourist ends up in wrong country
2000キロ程ずれておりますな。イギリスからのニュース。休暇を利用してコスタリカへ行こうと飛行機に乗った女性がいたのですが、到着してみたらプエルトリコだったという事件がありました。
この女性はサマンサ・ラザリスさん33歳。サマンサさんは島に到着してタクシーに乗り込むまで、自分はコスタリカにいると思っていたそうです。
「タクシーのドライバーに、用意しておいた地図を見せてこのホテルへお願いって言ったら、彼はびっくりして声も出なかったんです。そしたら突然笑い出して、言ったの。”ここはコスタリカじゃありませんよ。プエルトリコです。”って。
ショックでした。空港を見渡してもプエルトリコのポスターばかり。思ったわ。”何でこうなったの?プエルトリコってどこ?私はどこにいるの?」
ちなみにコスタリカとプエルトリコの位置関係はこちら。南米と北米の間ですね。google mapで計ったら2000キロちょっとありました。日本でいうと札幌(北海道)-那覇くらいの距離ですね!
で、サマンサさんがこの後どうなったかは下からどうぞ。
この後どうなったかといいますと、サマンサさんはコスタリカへたどり着くのに4日間を使い、3回の余計なフライトに800ポンド(約10万円)、かかったそうです。なぜ一見名前のまったく違う国へ飛んでしまったのか。どうも旅行業者のトーマス・クック社が、コスタリカのサンホセとプエルトリコのサンファンをタイプミスしてしまったようです。空港名コードは通常アルファベット3文字で表されているのですが、SJO(サンホセ)とSJA(サンファン)が似ていたのがトラブルの元でした。
サマンサさんは「旅行者に警告を呼びかけるために、この経験を公表するべきだと思いました。自分の旅行人生でこんなひどい目にあったのは初めてです。」と述べています。トーマス・クック社の広報はすぐに調査するとコメント。
「似たらしい名前の空港名コードの結果として起こったこの状況に対し深く理解し、共感いたします。チケットの内容について慎重にチェックするのはあくまで乗客の義務ですが、我々は今回の一件に関してできるだけ性急にミス・ラザリスと協議するつもりです。」
トーマス・クック社側ではあくまで乗客のチェックに落ち度があるというニュアンス。なんだかひともんちゃくありそうですなあ…。管理人的には双方に間違いがあったのだからどっちもどっちという気がするんですが、海外の評判はそうでもないみたい。以下、元記事についていたコメントの抜粋なんですけど、
・今年の”最もバカなトラベラー賞”は彼女に…/ポール(トロント・カナダ)
・失礼。トーマス・クック社には確かに間違ったコードをタイプした責任が少しはあるでしょう。しかし、この女性はチケットを受け取って現金を渡す前に、チェックをするべきでした。/マット(バーミンガム・イギリス)
・私のおばあちゃんですら搭乗券をちゃんと読んで、ヒースロー空港から極東まで行けました。私は3年間旅行代理店で仕事をしていましたが、チケットを手渡す前に必ず詳細を繰り返し読み上げます。認めなさい。あなたのミステイクなのよ。/クリシー(ロンドン・イギリス)
といったわけで、きちんとチェックしなかったサマンサさんに非があるという見方のほうが多いみたいですね。管理人はせっかくまちがえたんだからもうむしろプエルトリコで楽しんじゃえば良かったのにと思うんだな
<ネタ元:Metro.co.uk>
2 Responses so far
2月 12th, 2009
16:32
休暇なんだからどっちでもいいじゃんか
2月 13th, 2009
00:08
>匿名様
ですよね(笑)。楽しんだもの勝ちですよね。
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