2月

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風力発電所の事故はUFOの衝突じゃなかった?

By ono   2009年2月13日


Broken wind turbine mystery solved

20090213.jpg ちょっぴり残念な気もしますけど。イギリスからのニュース。1月にAFPニュースで報じられた風力発電施設の破損事故において、原因がUFOの当て逃げでは?という説がささやかれていたのですが、調査の結果「ボルトが壊れていましたすみません」だったことが判明したそうです。
 事件は1月4日の朝のことでした。エネルコン社の発電用風車の金属ブレード(全長21.9m)が大きく壊れてひしゃげているのが発見されたのです。当時、不思議な光が発電所に飛んでいったという多くの証言が寄せられたために、原因はUFOの衝突ではないかといわれていました。
 七面鳥農家で地元議員のロバート・パーマー氏は日曜の朝に風力発電の近くでオレンジ色のふちがあるまばゆい白い光を目撃しているそうです。発電用風車タービンのメーカー、エネルコン社では事故と破損の原因を調査していましたが、今週の火曜日にその結果を公表しました。で、その結果が。
 「今回の災害の責任は壊れたボルトでした
 どうやらブレード部分をタービンに固定しているボルトが古典的な金属の疲労による不具合で壊れたらしいのですね。ボルト自体に欠陥は見つからなかったのですが、限界を超えた力が加わったために壊れた、ということのようです。
 また、「不思議な光」についても、ガーディアン紙によると当日の夜に付近で花火大会が行われていたことがわかり、その光を見誤ったのではないかと報告しています。この発電プラントを所有しているEcotricity社の常務デール・ヴィンス氏は今回の報告を受け「少し残念ですね。」とコメントして以下のように述べました。
 「個人的には、私は他の銀河からやってくる生物を信じています。多くの人がそうでしょう。けれども今の段階では、それがエイリアンによる衝突という見方は排除しなければなりませんね。ただ私はまだ、花火大会があの不思議な閃光の原因を説明するとは思えません。そういった光が証言のようにうろうろ移動したりはしないからです。タービンは焦げてもいなければどこも燃えていませんし、溶けてもいません。」
 とうことで、当事者としてはまだ「UFO的な何か」の可能性も信じたいと言っているように聞こえます。面白いですね。

blah.gif…ということのようだよ。
bigsmile02.gif何言ってるんだ!エイリアンがわざわざそのボルトを壊していったんだよ!
blah.gifまだ言うか。

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<ネタ元:AFP


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