4月

1

マレ−シアで紙の下着が売れる訳

By ono   2008年4月1日


Knickers to the dead

20080401.jpg 信仰なのか悪のりなのかよくわからないマレーシアからのニュース。マレーシアに住む中国人が、Qing Ming festival(「清明節/せいめいせつ」)という死者のためのお祭りに備えて大量の「ブラとパンティ(ヒョウ柄を含む)」を買っているんだそうです。何だそれ?
 とはいっても、買った下着は決して自分たちで履く訳ではありません。これは紙でできた作り物の下着で、死んだ祖先へのお供え物として使うのだそうです。つーかお供え物がパンティ?しかも紙?どうやら中国では4月5日の清明節というお祭りで祖先を供養するという習わしになっており、その日には死者があの世でもお金に困らないようにと紙でできた偽物のお金を燃やす習慣があるんだそうです。これが近年様変わりしてきて、死者があの世で使えるようにと、お金の他にも紙でできた冷蔵庫・靴・車などあらゆるものが燃やされるようになり、最近になってこの流れで「死者のための紙でできた下着」が売れるようになったんですね。
 ペナン島でこうしたグッズを扱っているテイ・レイ・ナーさん曰く、
 「たいていのお客さんはこの下着をかわいいといって、他の紙の服に合わせて2、3セット買って行かれますね。主に女性の故人の方があの世でも使用できるようにということですね。」とのこと。
 テイさん曰く、紙でできた多くの下着アイテムは売り切れているとのことです。死者にも下着は必要だものと言われればそうかもしれませんが。燃やしちゃうからいいのかもしれませんけど、墓前に紙のパンティがお供えされているシーンは笑いを誘わずにはいられまい。中国人のお笑いセンスはあなどれない!
 私が死んだら紙じゃなくて本物の下着をお供えしてください…燃やすなんてもったいない…あれ、今笑うところですよ!引かないで下さいよっておーい!

<ネタ元:Metro.co.uk


One Response so far

管理人です。
そういえば以前にも同じようなニュースを紹介したのを思い出しました。

先祖供養でバイアグラを燃やす中国人

2007年の、やっぱり清明節のニュースなんですが、この時は紙でできたバイアグラが燃やされていました。あの世でもやっぱりそういうの使って欲しいんでしょうか…ご家族の皆様は…?

Leave a comment


QLOOKアクセス解析