Archive for the ‘びっくりした系’ Category

2月

13

【スペイン】6年間一度も出勤していない職員がいたことが今さら判明する

By ono


skipped-work-for-six-years
■そう言えばあいつ出てきてなくない?
 そんなことがあるんでしょうか。というわけでスペインからのニュース。一人の従業員が6年間もの間、実は一度も出勤していないことに雇い主が気づく、という出来事があり、話題を呼んでいます。
 この職員はホアキン・ガルシア氏(69)。彼がエンジニアとして勤めていたのはスペイン南部のジブラルタルに近いカディスの水道会社。彼に勤続20年の表彰をしようとして雇い主が調べたところ、この男性が実は全く出勤していないことが発覚したのです。
 雇い主曰く、ガルシア氏は地方自治体に出向しており、副市長の監督下にあるものと信じ込んでいたのですが、実際はそんなことなく、当局でも彼のことをまったく知らなかったようです。

■こっちにも出てきてないし
 当の副市長、ジョージ・ブラス・フェルナンデス氏はこうコメント。
「我々は、逆に彼が水道会社の管轄下にいるのだと思っていました。しかし確認したところそんなことはありませんでした。」
 現在、地元では彼のことを「幻の担当者」と呼んでいるそうです。ガルシア氏本人にインタビューをしたところ、彼は家族の政治的な活動のせいで職場でいじめを受けたこと、職場で自分のする仕事があまりなかったことなどがあり、クビになることを恐れて何も言わず仕事を休み続けてしまったのだとか。しかしそれが6年間も誰にも気づかれなかった、というのも不思議な話です。彼自身はごくたまにオフィスに出勤しては勤務報告などを出していたらしいのですが、その際も他に仕事は一つもしていなかったそうです。
 水道会社の雇い主はガルシア氏に対し現在3万ドル以上の罰金を申し渡しているそうです。彼は市長に手紙を書いており、その中で法廷での罰金の正当性のチェックや罰金そのものの無効を訴えているんだとか。

 なんていうか、のんきな会社だねえ・・・。会社は会社で自治体に出向してると思っているし、自治体は自治体で会社の方で管理してるんだろうと思ってるし。まあ、自分でこっそり嘘の勤務報告をしているあたり確信犯な訳ですから、何らかの罰金は逃れられないんでしょうけどね。

<ネタ元:Spanish man skipped work for six years unnoticed

2月

7

博物館にあった150年以上昔のネズミ捕りにネズミがかかった!

By ono


Museum-invading-mouse-ensnared-by-displays-155-year-old-mousetrap
■このネズミは収蔵品か・・・?
 ネズミも驚いただろうねえ。というわけでイギリスからのニュース。博物館に展示されている155年前のネズミ捕りにネズミが捕まった、と話題です。
 ここはイギリス、レディングにある大学の中の田園生活博物館。先週木曜日の朝に、従業員がアシスタント・キュレーターからのメールが来ているのに気が付きました。それにはこう書いてあったのです。
「展示室のネズミ捕りに死んだネズミがいるように見えるんだが・・・このネズミ、博物館のデータベースに載っていないな。」

■うっかりかかった現代のネズミ
 それは、展示されていたビクトリア朝時代のネズミ捕り。従業員が確認してみると、確かに装置の中でネズミが死んでいるのです。確認してみると、中にいるネズミは剥製などではなく、どうやらこの155年前に作られたと言われているネズミ捕りに現代のネズミがかかってしまったようです。ネズミ捕りには「last a lifetime(生涯使えます)」と書いてあり、このうたい文句が嘘ではなかったことが証明された訳ですね。

■どうするかは考え中
 同博物館の資料保管係、ガイ・バクスター氏はこうコメント。
「150年以上も前のネズミ捕りがまだ機能しているなんて、驚異的ではないでしょうか。不運なネズミは最初この箱をいい寝場所だくらいに思ったのでしょうけど、残念なことになってしまいました。」
 このネズミについて、丁寧に埋葬するのか、そのまま展示の一部としてしまうのかはまだ決めていないそうですが、とにかく
「この道具を作ったビクトリア朝時代のもの作りの確かさに敬意を表したいと思います。」とのことでした。
 この装置、横から見るとこんな感じです。
Museum-invading-mouse-02
 どういう仕掛けでネズミを捕まえるのかが詳しく説明されていないのですが、どうなんでしょうねこれ。一度中に入っちゃうと出れなくなるような仕掛けになっているのか、殺鼠剤的なものが入れてあるのか、気になるところです。死んで恥をさらすのもアレですので、ネズミは丁寧に埋葬してあげたら良いんじゃないかな・・・

<ネタ元:Museum-invading mouse ensnared by display’s 155-year-old mousetrap

1月

11

タバコで虫を焼き殺そうとした男、家を全焼させる

By ono


smoking
■アルコールは燃えやすかった
 タバコの火には要注意ですな。というわけで、アメリカはデトロイトからのニュース。ナンキンムシ(トコジラミ)を焼き殺そうとタバコの火を押し付けたら家が燃えてしまうという事故が発生しました。
 火災が起きたのは1月3日、午前4時30分頃。場所はデトロイトにあるセント・アントニー・ガーデンズというアパート。その晩、ここに住んでいる30歳の男性はトコジラミに悩まされていました。よくナンキンムシという名称で呼ばれるトコジラミは民家に住みつき、夜になると人間を刺し、不快なかゆみを生じさせるのです。男性の家にもトコジラミが発生しており、深夜眠れなくなった男性は消毒用アルコールをソファーと自分の体にスプレーし、タバコを吸って一服していました。そこでソファーの端を歩くトコジラミを見つけた彼は、あまりの憎さに吸っていたタバコを押し付け、焼き殺してやろうとしたのです。

■一気に燃え広がる
 ところが、アルコールをたっぷり吹き付けられていたソファーはその場で炎上。そして、同様にアルコールを吹き付けてあった自分の体にも火が燃え移り、炎は家の中へ燃え広がっていったのです。
 彼と同じアパートに住んでいるというヨハナン・ラーソーサ氏はロビーで男性を見かけたとコメントしており、「とても怖かったです。彼は大声で叫んでいました。」とのこと。男性はひどいやけどを負いましたが、現在は病院で回復中です。
 炎の方は他の住人の部屋まで広がっており、消化までに4件の部屋が焼かれたこと、また階下の多くの部屋が消火の際に大量の水をかぶるという被害を受けました。
 ちなみに、デトロイトはアメリカでもっともトコジラミに荒らされている地域なんだそうです。日本では完全に駆除されてしまいほとんど見かけることはありませんでしたが、最近では海外から服についたトコジラミを持ち込む人がいるせいで、都心では一部で被害の報告が上がっているとか。怖いですね。たちが悪いのは海外から持ち込まれるトコジラミは、殺虫剤に晒された上で生き残った種なので、耐性がついておりなかなか駆除が簡単じゃないようです。
 ま、一番の問題はアルコールを吹き付けた直後にタバコに火をつけちゃうっていう不用心ですけどね。この派手な火災でトコジラミが一掃されたことをお祈りしております。そういう意味では結果良かったと言えなくも・・・言えないか。

参考:「プロがすすめるトコジラミ駆除方法」虫知識・com

<ネタ元:Man Sets Himself And Apartment On Fire While Trying To Kill Bedbugs

1月

9

2015年オークションで落札された高額な珍品ベスト5

By ono


2016-01-09-001
 ビックリするぐらい謎の高価な商品が飛び交うオークション。例えば、アメリカでも最も珍しいと言われている1895年のある硬貨は200万ドル(約2億3千万円!)で競り落とされました。たった一枚のコインが、ですよ!?
 さてそんな中、2015年にオークションで競売された珍品ベスト5が特集されていましたので、ご紹介します。

1)世界最大のネコの絵:86万ドル
 ↑上の画像がそれです。お値段は86万ドル、日本円で約1億円。昨年サザビーズで競売にかけられました。元々の所有者はサンフランシスコの大富豪、ケイト・バーゾール・ジョンソン氏で、彼は1891年、オースリトリアのアーティストに自身のネコ42匹を描いた巨大な絵の作成を依頼。完成した絵には「私の妻の恋人達」とタイトルがつけられました。1億円ですか。

Titanic-cracker
2)タイタニック号のクラッカー:2万3千ドル
 日本円で約270万円。一発めの一億円で既に感覚がおかしくなっているので、なんかとてもお安い気がしますハハハ。タイタニック号の救命艇に装備されていたサバイバルキットに入っていたもので、運良く沈没を免れた逸品。「世界で最も高価なビスケット」の称号を得ていますね。イギリスのオークションでギリシャのコレクターが落札しました。

Stephen-Harper-portrait
3)カナダの首相のヌードの肖像画:2万ドル
 だんだんとお手頃価格になってきましたね!欲しいかどうかは別ですけど、日本円で約234万円。ちなみに2012年に発表されたこの絵画のタイトルは「仕立て服の皇帝」。裸で横たわっているのは当時のカナダの首相、スティーブン・ハーパー。芸術というよりは政治を皮肉った風刺画のようなものなんだと思いますが、発表当時は公的施設に展示されることに反対の声もあがって話題となりました。
 ちなみに、作品の制作にあたってハーパー氏はモデルをしていないそうです。あたりまえか。

rob-ford-speaks-to-media-on-nov-5-2013
4)ロブ・フォード・トロント市長の「クラック告白」タイ:1万3千ドル
 正確には12977ドル、日本円で約152万円。ネクタイ一本150万円ですよ。さて、これはお騒がせなトロント市長で有名なロブ・フォード氏がクラック・コカイン(喫煙するタイプのコカイン)を吸っていたことを認めた会見の時に着用していたネクタイ。「ロブ・フォード」で検索していただけると一発でわかると思いますが、とにかくスキャンダルの多いお騒がせ市長だったフォード氏。2014年に市長の任期を全うしておられます。コカインを吸っていたことを認めるっていう記者会見の割には派手めな柄のネクタイっていうのがこの人らしいよね。

Steve-Jobs-business-cards
5)スティーブ・ジョブス氏の3枚の名刺:1万ドル
 3枚そろってこそ意味があるんだよね。日本円で約123万円。伝説的なアップル社の創業者、スティーブ・ジョブス氏。彼が携わった会社であるアップル、ネクスト、ピクサーの名刺がそろっています。大量に印刷する名刺がこの値段で取引されるというのはやはりジョブス氏ならでは。
 落札したのはStacks.co社のCEO、ティム・ノールズ氏。なんと彼は電子名刺サービスの企業の代表なのです。よくできた話ですね。

 芸術作品からクラッカーまで、様々なものが取引されているオークション業界。ものの価値ってなんだろうと考えることしきりです。

<ネタ元:Five odd items that sold for high prices at auctions

1月

7

「怪しいかばんを発見!爆弾処理班を呼べ!」→「ホットドッグですね、これ」

By ono



■施設の前に二つのバッグ
 用心するに越したことはないと思うんだ。というわけでアメリカはアラバマ州からのニュース。明らかに怪しげなかばんが発見され、爆弾処理班が駆けつけたのですが、中身はホットドッグだったという騒ぎがあったようです。
 事件が起きたのは今週水曜日の午前7時。場所はアラバマ州北部にあるフローレンスです。地元の郵便局から電話があり、局の前に怪しげなバッグが2つ置かれているというのです。警察はすぐに駆けつけると、X線を使った機械でバッグの中身を確認したところ、なにかアルミホイルで包まれた細長いようなものが見えます。警察は爆弾処理班を呼ぶことに決め、安全のために周辺の道路を封鎖することとしました。現場には爆弾処理用の特殊車両が到着。遠隔操作できるロボットを使用し、バッグをそっと掴むと車両の中へと運び入れ、調査を始めました。

■中を確認した結果・・・
 結果。わかったのは、「かばんに入っているのは、アルミホイルに包まれたホットドッグ」だけだった、ということです。
 警察では、事件が住民へ危険を与えずに終わったことを喜んでいるというコメントを発表。ずいぶんと大げさな話になり、高価な機材を投入するはめになった点については特に謝罪はしなかったそうです。フローレンス警察の署長、ロン・タイラー氏はこうコメント。
「我々は全ての可能性を考慮しなければなりません。(危険の可能性がある場合)失敗する訳にはいかないのです。下手をすれば、住人の命を失いかねないのですから。」

 ま、確かにそうですね。ちなみにこのホットドッグ入りのバッグを誰が置いていったのかは現在も捜査中です。単なる起き忘れなのか嫌がらせなのかはわかりませんが、紛らわしいマネはもうやめてほしいところです。またロボットまで出さなきゃならなくなるしね!

<ネタ元:Alabama bomb squad opens suspicious bags full of hot dogs


QLOOKアクセス解析